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<子どもの習い事>ランキング3位は定番の「ピアノ」、1位は?保護者に聞く教室選びのポイント

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習い事を通してわが子に新しいことに挑戦してほしいと思う親は少なくないでしょう。一方で習い事といってもたくさん種類があって、何が良いのか悩みがつきませんよね。習い事のメリットや注意点なども気になりますし、実際に通わせているママたちのリアルな声も聞きたいところ。
国内最大級の子どもの習い事メディア「SUKU×SUKU(スクスク)」が、0歳から12歳の子どもを持つ1027人の保護者を対象に、習い事についてのアンケートを実施しました。習い事ランキングや通わせている理由など参考になる内容になっています。
まず、子どもに人気の習い事ランキング上位3位をそれぞれ見ていきましょう。

第3位「ピアノ」

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アンケートに回答した1027人のうち127人が回答したのが「ピアノ」でした。年齢は8歳が最も多く17%、次いで11歳が14%、12歳が13%となりました。ピアノ教室に通わせている理由として「音楽を好きになってもらいたい」「集中力や感性を身につけて欲しい」そして「発表会で自信をつけて欲しい」などが挙げられて、子どもの心の成長を考えていることがうかがえます。またピアノは先生とマンツーマンでの指導になることが多いので、相性を考えつつ、人との関わりの機会を増やすことも視野に入れているようです。
一方でピアノは自宅での練習が必要になることも多いので、子どものやる気や根気も求められます。自宅で練習となるとピアノやオルガンを置くことも考えたり、音を出してもご近所迷惑にならない工夫をしたりと、親が練習環境を整えるための工夫をする必要もありそうですね。

第2位「英語教室」

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「英語教室」は1027人中172人の親御さんが回答しました。年齢は5歳が最も多く15%、8歳が13%、9歳が10%となりました。他に0歳から4歳といった未就学の子どもに、小学校入学前に英語に触れさせたいと考える方が多いようです。
英語教室に通わせるのは、英語を話せれば進学や就職のときに役立つなど、将来を見据えていることがわかります。また親御さん自身が英語で苦労した経験があると、子どもには英語の勉強をしっかりさせたい気持ちも生まれますね。さらに2020年以降は小学校では3年生から外国語教育が必修科目になっていますから、学校の勉強で困らないようにしたいという気持ちもあるのではないでしょうか。

第1位「スイミング」

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子どもに人気の習い事ランキング、第1位は「スイミング」でした。1027人のうち243人が子どもに通わせていると回答しています。子どもが7歳、8歳、9歳がそれぞれ13%となり、小学生の子どもの習い事としては定番になりつつあるのかもしれません。スイミングは泳ぐ技術だけではなく、体力をつけることも選ばれる理由になってきますね。
ただスイミングに関しては注意点もあります。それはプールの水に含まれる塩素によって髪の毛が傷んだり、プール内で目を開けると水がしみて目が充血する可能性があること。また皮膚が弱い子どもは、肌がカサカサになったり、赤くなってかゆみが生じたりすることもあります。特にアトピー性皮膚炎の子どもは、症状の悪化が懸念されます。しかし、オゾン殺菌をしているプールであれば、その心配が軽減されるかもしれません。オゾンは空気を原料としているので塩素の影響を受けることがありません。子どもにスイミングを習わせる場合には、皮膚のことや塩素が使われているかを事前に確認しておくことで安心できそうです。
子どもの習い事は、通信教育や学習塾などの勉強に関すること、サッカーや運動教室、ダンスなどの体を動かすもの、習字やそろばんなどさまざまなジャンルのものがあります。子どもが楽しみながら通うことや続ける意思、やる気が重要になってくるとはいえ保護者の方にも習い事を選ぶ基準があるようです。

習い事は何を基準に選ぶ?

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子どもの習い事の教室を保護者の方はどうやって選んでいるのでしょうか。1027人の方に保護者に聞いた教室選びのポイントはどこ? と今通っている教室を選んだ理由を質問したところ、最も多い回答を得たのが「教室に通いやすい距離だから」で27.9%でした。教室までの送迎を考えると、できるだけ近場を選びたい気持ちになりますよね。2番目に多かったのが「費用が安いから」で12.5%、3番目は「教室の雰囲気が良かったから」で9.3%となりました。費用がかかりすぎると家計を圧迫しかねませんから、最初にある程度の費用を計算をしておく必要がありそうです。

習い事は子どもの経験になる。体験入学などを活用して見極めるのも手

子どもの頃にした習い事は人生の中で貴重な経験になりますよね。進学や就職のときに役立つこともありますし、大人になってからの生涯学習につながる可能性もあるでしょう。とはいえ、習い事が子どもに合うのかはどうかが気がかりですから、体験入学など無料で参加できる機会を活用してみるのも手です。実際にやってみれば子どもの反応もわかります。通っている他の子の様子や教室の雰囲気もわかってくるでしょう。そのうえで習い事を始めるかを決めても遅くはないですよね。子どもの教育に関わることですから、ゆっくりと時間をかけて慎重に選んでいくのも良いのではないでしょうか。

参考:
株式会社シーク「子どもの習い事2位は英語、では1位は?2022年の習い事実態を独自調査」
調査期間:2022年3月18日~3/22日
調査対象:0歳-12歳までの子どもに習い事を経験させたことのある保護者
調査方法:インターネット調査
調査人数:1027名

文・こもも 編集・萩原レオ イラスト・加藤みちか

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