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<部活と勉強、両立したい!>【後編】家庭学習のみだと実力を知る機会が少ない?塾ならではの利点とは

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前回からの続き。部活動や習い事があるため、塾には行きたくないと話す相談者さんの高校生の息子さん。現在は学年で10位以内の成績を収めているとのことですが、お父さんは「成績トップを目指せないのなら塾に通わせる」と言っているそうです。ママスタコミュニティに集まったママさんたちは、基礎の見直しや覚え方の工夫など、家庭学習のみで成績を上げるさまざまな方法をアドバイスしてくれました。しかしそれ以外にも、できそうなことはあるようですよ!

定期的に検定などを受け、実力の確認をさせてみては?

今の自分の理解力を計るために、定期的に問題集などを使ってテストをさせてみたり、検定を受けさせたりすることもアドバイスとしてありました。

『数検、漢検、英検を受けて実力を証明できるようにしないと』

自分はどのくらい勉強ができているのか、そしてどこが分かっていないのか、その部分を知れる良い機会にもなりますよね。それに、「次は何級をとる!」「何点をとる!」といった具体的な目標があれば、勉強に対する新たなモチベーションにもなっていくのではないでしょうか。

優先順位を子どもに決めさせることも重要

いろいろと助言するのは親の役目かもしれません。しかし実行するかどうか、それが自分に合っている方法なのか見極めるのは本人です。どれだけたくさんのアドバイスをして、それを子どもが実行してくれたとしても、全く成績に反映されない場合もあります。そんなときには、子どもに優先順位を考え直してもらうのも大切なことになってくるのではないでしょうか。

『教科書と問題集をやっていると言ったけれど、だからこその10位止まりなんだよね。塾では、もう一歩踏み込んだ問題を出してくれる。多分相談者さんの子どもは教科書問題はほぼ押さえていると思うけれど、教科書+αはなかなか自学では加点できないと思う』

塾に行けば、教科書+αの勉強ができることもあります。それに教師にもすぐに質問ができるため、理解できないまま時が流れてしまうことも少ないでしょう。

もちろん何年も続けた習い事や大好きな部活動を制限されることは、大変つらいことでしょう。好きなことを続けることが勉強のモチベーションにつながる場合もあります。けれど“今”大切なこととは何なのか。好きなことを優先して成績が下がった場合のメリット・デメリットにはどういったものがあるのか。そこを今一度考えてもらうことで、息子さん自身の気持ちに変化がでてくる場合もあるのではないでしょうか。あらゆることを促してみても成績が上がらなかったときには、好きなことを我慢する選択肢も残されています。あくまで最終的な判断にはなってきますが、もしさまざまなことをしてみても成績が上がらなかった場合には一度話し合ってみてくださいね。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・善哉あん

【つぎ】の記事:<子連れ再婚、孫差別>義両親は実孫だけ溺愛「連れ子は孫だと思わない」子どもの前で【第1話まんが】

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