<ハードな部活>中学息子がサッカー部に。親子の会話が増えた転機【息子と母の物語:エピソード14】
前回からの続き。小6になった息子が荒れ、私を無視したり暴言を吐いたりするようになりました。親の存在が鬱陶しい時期なのだと思いますが、息子の相手をするのは私にとってかなり精神的な負担です。しかし中学に入ってから意外な変化が起きました。
息子はサッカー部に入りました。小学生のときは遊びでボールを蹴っていた程度でしたが、友達が何人か入部することになり興味が湧いたそうです。しかし息子は全くの初心者。もしついていけずにすぐ辞めることになっても仕方ないなと思っていました。
サッカー部には小学生の頃からチームに所属していたような子も多く、経験のない息子はついていくのに必死。毎日の練習でぐったりしていて、私に反抗する体力すら残っていないようです。しかも部活を続けていくには親とのコミュニケーションは必要不可欠。自然と息子との会話が増え、意思疎通できるようになっていったのです。
中学でサッカー部に入ってからは部活休みの日も自主練やトレーニングに励み、周りに追いつこうと必死で努力していた息子。進学した公立高校でも地道にサッカーを続け、先輩が引退したタイミングでレギュラーにも選ばれました。いつの間にか成長していたことに気付かされ、息子の姿がとてもまぶしく見えたのでした。
【息子と母の物語:エピソード15】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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