<末っ子は特別可愛い>息子を甘やかしたのは私?娘の言葉で目覚め【息子と母の物語:エピソード13】
前回からの続き。わが家の子どもたちは上の3人が女の子。どうしても男の子が欲しく……ようやく4人目に息子を授かりました。小さな末っ子ということもあり私にとっては特別に可愛い存在。しかし中学生になった今は、息子の反抗的な態度に悩まされるようになったのです。
大きな音を立てては自分の不機嫌さをアピールする息子。そのたびに姉たちは眉をひそめ、家のなかに不快な空気が漂います。小さい頃から可愛がりすぎて少し甘やかしてしまったのかも……そんな反省もありますが、今の私にはどうするのが正解かわかりません。
あまりに理不尽なキレ方をする息子。そのとき「いい加減にしろ」と声がして、振り向くと怒りに震える高校生の娘が立っていました。
娘の怒りは息子にだけではなく、息子を甘やかした私に対しても向けられていたのです。「今の状況を招いたのはお母さんが甘やかしすぎたから」と言われ、胸にグサリと突き刺さりました。
その後はたとえ私と息子が言い合いになっても娘が冷静に意見してくれるように。姉からの意見であれば息子も納得して落ち着くことが増えてきました。「反抗期だから荒れるのは仕方ない」と決めつけてなにもしていなかった私ですが、娘の辛辣な言葉が私の目を覚まさせてくれたのです。子どもは親の態度をしっかりと見ているのだと思い知った出来事でした。
【息子と母の物語:エピソード14】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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