超内向的な性格なのにPTA役員の学級委員長になっちゃった!悩めるママにアドバイスを
1年のスタートでもある春は、子どもたちの新学期がはじまると同時に、PTA役員決めにドキドキハラハラするママもいらっしゃるのではないでしょうか? 立候補者が出てすんなり決まってくれるパターンはありがたいですが、難航して最終的にくじ引きやじゃんけんになってしまった場合、その仕事に対して自らの性格が向き、不向きなんて言ってられません。
『じゃんけんに負けて学級委員長になってしまいました。人前に出て話したり、指示したり、人とコミュニケーションをとったりすることが大の苦手な私が、学級委員長だなんて……不安しかない。消えたい』
PTAの役職名や活動内容は学校によって違いがあります。投稿者さんのコメントから察するに学級委員長とは、学校とクラスの保護者との懸け橋になり双方の意見をくみ取って、よりよい学級作りを進めていくような立場でしょうか。となると、それなりのリーダーシップを発揮していかなくてはいけなさそうですね。自身の性格と真逆の委員になってしまい、不安しかないという投稿者のママ。先輩ママたちからのアドバイスが集まります。
「私も!」不得意な役が当たってしまった……だけど「何とかなる!」
『去年のゴールデンウィークの前日に学級委員長にくじで決まりました。ゴールデンウィーク中ずーっとブルーだったなぁ~』
『私も去年負けて学級委員長やりました。私も人前で話すのとか苦手ですが、何とかやり遂げることができましたよ』
『私も内向的で人前で発表したりする事なんて小さい頃から無理だったのに、くじ引きで委員長に当たってしまったことがあるよ。その時は夕飯も食べられないぐらい落ち込んだけどなんとかなったよ』
同じく、自分の性格に不向きな委員を引き受けなくてはならなかったというママたちから、心強いアドバイスが。最初は不安でしょうがなくても、実際にやってみたら「なんとかなる!」のだとか。子どもの頃とは違って、酸いも甘いも知ったママたちはそれなりに人生経験を積んでいるはずです。当選した直後はブルーな気持ちになるかと思いますが、ぜひ気持ちを切り替えて、前を向いて取り組んでもらいたいところですね。
人前に出ると緊張する性格でリーダー、どう乗り越えた?
では、そんな人前に出ると緊張してしまうというママたち。リーダー的な役職をどのように乗り越えたのでしょう?
『私も人前緊張する大の苦手だけどクジで委員長を引いてしまった。苦手なりに努力すれば大丈夫。指示する内容は紙に書いて何回も読んで練習。質問されそうな事は事前に考えておいてそれも紙に書いておく。今はLINEもあるんだから直接話すことも昔より少ないから大丈夫! 最初の集まりの時の挨拶で「人前で話すのはとても緊張するので皆さんに伝わりづらいこともあるとは思いますがよろしくお願いします」みたいなことをいってみるといいかも。皆も「うんうん。わかる。私も苦手だもん」ってなって協力してくれると思うよ』
素晴らしい用意周到っぷり! 人前に出ると頭が真っ白になってしまい、話そうとしていたことを忘れてしまう場合もあります。しっかり紙に書いて準備しておけば、あとはそれを読むだけ。きっと安心して緊張も和らぎますね。
予め「苦手」ということを公言しておくのもひとつの手なのだとか。そうすれば周りのママたちの目が、より温かいものになってくれそうです。
『場慣れして「何でもできます」みたいな人より、「苦手ですが頑張ります」みたいな人の方がお手伝いもしやすい気がする』
という、ありがたいお言葉も。一人で抱え込んで頑張りすぎずに、困ったら周りのママたちのチカラも借りようくらいに、肩のチカラを抜いて取り組めると良いですね。
『私も心配で情報集めすぎたけど、ネガティブなこよを聞いてしまい不安が増えちゃったよ。実際動いてみたら大変じゃなかったこともあるし、人による感じ方の問題もあるし。割り振られたことをやって、分からなかったら確認しながら解決していけば大丈夫だよ』
不安だからと言って、むやみに情報を集めすぎてしまうことでより不安感が増してしまうという場合もあるのだそう。捉え方は人それぞれなので、あまり先のことを考え過ぎずに、目の前の仕事を1つずつこなすことに注力した方が良いのかもしれません。
『うまくできなくてもいいんじゃない? 「委員長なんだからしっかりしろよ」とか思う人ってなかなかいないと思う。くじ引きで決まってしまったのもみんな分かってるし、いい意味でそこまで期待しないと思う』
委員長=しっかり者とは、あまり思われていないようなのでご安心を(笑)。気負わないことが一番なのだそうですよ!
長い?短い?PTA役員を務め上げ、1年先にあるものとは……?
目の前にある仕事をこなしながら過ぎていく1年後……。果たしてママたちの気持ちの変化はあったのでしょうか?
『私も同じだったけど、何とかなったよ。苦手だからこそ準備や練習をたくさんして何とか1年終わったよ。この1年乗り越えると、人前で話す時に落ち着いて話せるようになるし、くじ引きの時にビクビクしなくなるよ。体を壊さないよう、睡眠と胃に優しい食事をとってね』
『これを機にいい意味で変わるかもよ!』
『幼稚園のとき、じゃんけんで負けて会長になったよ(笑)。みんなが協力してくれて乗り切れた。話すのも苦手だから「常に紙を見て話すからね!」って言って。達成感やばかった。良い経験だったよ』
『やりながら責任感とかコミュニケーションを覚えていくものじゃないかな。消極的なママさんが役員をしてから堂々としてきた人、何人も知ってる』
『次頼まれても二度としないけど、少し自分に自信がついて気がして達成感はあったよ。投稿者さんも1年後気持ちの変化がありますように!』
もちろん楽な1年ではなかったでしょうが、その先に得られたものも大きかったママたち。自らの選択肢にはなかったものでも、あえて挑戦したことで少し成長した自分がいたのだそう。子どもの成長ばかりに気を取られがちですが、ママ自身もまだまだ成長できるということですね。
どうか投稿者のママも、「大変だけどやって良かった」と思える1年後を迎えられるよう願っています。
文・渡辺多絵 編集・しらたまよ
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