専業主婦から働く主婦になった途端、毎日家の中がぐちゃぐちゃに!お悩み解決に向けたママたちの「4つの極意」とは
『パートを始めたら家がぐちゃぐちゃになってしまいました……』
ママスタコミュニティに寄せられたお悩みは、子どもも成長してきたためパートに働きに出ることになったママからのものでした。働きに出てみたものの、家に帰るといつも部屋の中はぐちゃぐちゃ。頑張ってはみるものの毎日仕事でクタクタなため、思うように家事がはかどらず頭を抱えているとのことです。働きに出ることで生活が一変するわけですから、最初から完ぺきに家事と仕事の両立をこなすのは難しいと思うのですが、良い解決策はないものでしょうか?
家に帰ると散らかっていて、ストレスが溜まる日々
投稿者さんは毎日朝8時から夕方の4時半まで、週4日間パートに出ています。朝は5時半に起きて子どもたちの食事や洗い物、洗濯物干し、ペットの世話を済ませるとお子さんと一緒に家を出ているとのことでした。帰宅後は朝にやり残した家事をする暇もなく、また家族の食事の支度をして食べさせ、ペットの世話をし、子どもたちの宿題の丸つけなどをこなします。食事やお風呂が済むころにはもう寝る時間になっていることもざらです。洗濯物を畳んだり、掃除などが後回しになってしまい朝を迎え、また同じことの繰り返しに……。
投稿者さんのスケジュールをみていると、これでは家事を満足にするどころか、投稿者さん自身が一息つく暇もなさそうで心配になってしまいました。しかも、家事ができないことや、家が散らかっていて汚いことにストレスまで抱えているようです。なんとか投稿者さんの負担を少しでも軽減する対策方法があればいいのですが……。
働くママへ、家事と仕事を両立する極意
『わかる、働いてると家の片付けには手が回らなくなっちゃうよね』
『慣れればとも思うけど、私は数年この生活やってても、いまだに家は毎日散らかり放題』
同じ働くママたちからも投稿者さんの気持ちがわかるという声がありました。あまりにもきついなら勤務時間を減らすなど考えてみては? などのアドバイスもありましたが、勤務時間の変更については思うようにいかないケースもありますので、ここは思い切って現状で家事と仕事を両立するための極意をママたちの声から集めてみることにしました。
極意その1「家族の協力は必須」
家事と仕事を両立するのに、ママひとりですべてを行うには無理があります。そこで必要となるのは「家族の協力」です。ママが専業主婦から働きに出るようになるということは、ママ自身だけではなく家族全員がライフスタイルに大きな変化が起こります。そのなかでママだけが変化に適応しようとすると、ママ自身の心や体が破たんしてしまいかねません。そこで、お子さんも旦那さんも、まずは「自分のことは自分でする」ということから始めてみてはいかがでしょう?
『朝家を出る前に子どもたちが自分で片付けをすれば良いじゃん』
『子どもに「片付けてください!」っていって片付けさせた方がいいよ。何でも出しっぱなし、やりっぱなしになっちゃうから』
お子さんもいきなりいわれて全てを完ぺきにすることはできないと思いますので、1つずつルールを決めてクリアして貰うようにしましょう。脱いだものや遊んだおもちゃは自分で片付けるということも根気強く教えていくことは今後の成長にも役立ちます。そして、お子さんの年齢に応じたお手伝いもお願いすればいいと思います。ママひとりでは無理だから助けてほしいと思い切って打ち明けて、親子でできることをみつけていけば負担は少しずつでも軽減されていくのではないでしょうか。
極意その2「家事は普段は軽めに、休日に一気に」
働くママの家事あるあるです。お仕事の日はあまり家事をやることを意識しすぎず「できる範囲で」行い、お休みの日にまとめて家事をするのはどうでしょう。食事にしても、お休みの日に作り置きや、下味冷凍などをしてストックしておけば毎日の食事作りの時短にもつながります。部屋なども片付けやすい工夫をすることで足の踏み場がないというような事態は避けることができるかもしれません。いくつかカゴを用意してぽんぽん入れていくだけならお子さんにもできますのでオススメです。
極意その3「働くママは開き直りも肝心」
筆者も昔、子どもを保育園に預けてほぼフルタイムで働きに出ていた経験があるのですが、「家が多少汚くても死なない」と思いながら毎日をやりすごしていました。とにかく家事と仕事を両立する上で大切なのは、全てを完ぺきにしようと思わないことです。完ぺきにできないことでストレスが溜まって体を壊してしまってはママ自身もご家族も大変です。働き始めはとにかく気持ちと現実がかみ合わなくて落ち込むこともあると思いますが、いきなり完ぺきにできる人なんていないと思って、気を楽にもつことも物事を長続きさせるための秘訣なのかもしれません。
極意その4「使えるものは猫の手だって使う」
筆者は働きに出ると決まったとき、まっ先に購入した物は「食洗機」でした。ロボット掃除機などを購入する方もいるかもしれませんね。最初の出費は痛いかもしれませんが、便利な家電を駆使することで、家事ができないことのストレスを少しでも軽減できるのであれば初期投資は決して無駄にならないと思います。また最近では手軽な価格でお願いすることのできる家事代行サービスも増えていますので、予算が合えば積極的に利用してみるのもおすすめです。他にも使い捨てできるものを上手に取り入れることで、細かな家事から解放されることもあります。無駄だとか、手抜きだなんて思わず、使えるものは猫の手だって使っていいと思いましょう!
家事と仕事の両立は本当に大変。無理しない工夫を
いろいろな極意をご紹介しましたが、全部を駆使したところで、それでも家事と仕事の両立というのは大変なものです。少しぐらい部屋が汚くても大丈夫と思おうとしても、汚い部屋にげんなりすることもあるでしょう。しかし、そこはやっぱり「まあいっか」を合言葉に、できる範囲で少しずつやっていけばいいのではないでしょうか。働きにでたことで家族に迷惑がかかるからと遠慮したり、ママひとりが我慢したり抱え込む必要はありません。家族みんなで助け合っていけばいいんです。
お仕事と家事との二足のわらじ生活も、時間が経って慣れてくると変化してきます。コツを掴んで要領よく立ち回れる様になったり、気持ち的に強くなったりするケースも珍しいことではありません。ですから、完ぺきに家事と仕事のどちらもこなそうとしないで、焦らずに少しずつできることからやっつけていきましょう!
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