自分は”働くママ”向き?それとも”専業主婦”向き?ママたちの体験談が大集結!
私たち現代のママが幼いころの母親像は、きっと専業主婦で家事育児に熱心にはげむ、という姿ではないでしょうか。しかし、時代は変わり、現代ではママのあり方は多様化していますね。専業主婦のママ、ほどよい時間でパートタイムで働くママ、フルタイムでバリバリ働くママ。働く理由も、お家のおサイフ事情から、やりがいの追及まで……さまざまなママの姿が目にとまります。
ママスタコミュニティでは、ママが働くことについて次のような質問が投げかけられました。
『私は、2歳・0歳の子どもがおり、専業主婦です。
友達が「ずっと子どもとベッタリで、疲れるから保育園入れた! 働いている方が、気持ち的に何倍も楽だよ」という話をしていました。
たしかにずっと子どもといると、息が詰まる感じがあります。1年くらいしたら働きたいと思いますが、家事との両立がうまくいくかなど、不安もあります。
専業主婦・兼業主婦、両方に大変な部分があると思いますが、どちらも経験されたママ、話を聞かせてください』
今回はこの質問を受けて、子どもが小さいころに「ママが働く場合」・「専業主婦の場合」の経験談や思いを集めてみました。
「私は”働くママ”向き」派
まずは、自分は働くのが性に合っていると考えるママたちの意見からどうぞ!
『兼業です。働いていると、身体はしんどいけど気持ちは楽かも』
『私は仕事が好きだから働いているよ。生活にメリハリついて、楽しいよ。四六時中子どもといるのは向いていない……。仕事で外の空気を吸うことで、余裕をもって子どもに接することができるよ』
『私もそうでした。子どものそばから離れない生活は、子どもの成長を見逃さずにいられるけど、視野が狭くなったり、イライラしたり。子どもといることの素晴らしさが分からなくなって。
働きにでたら、世界が開けた気持ちになり、すごく余裕ができました。だから、「働くママは余裕がなくて、専業主婦は優雅」みたいな考え方には違和感を感じる』
『私は兼業だけど、仕事が大変なときや、子どもが病気のときは大変だと思うけど、普段は仕事中の方が1人でトイレ行けるし、飲みたいものも好きなときに飲めるし、仕事の方がラクかも(笑)』
『保育園に預けて働いている方がラクでした。保育士さんに見てもらえるし、給食は栄養バランス良いし。なんといっても、働いている時間は母親じゃなく、1人の女性に戻れます。
専業で小さいお子さんを2人も3人も育てている人を尊敬します。母性愛なのかな』
家事育児プラスで働いている分、体力的にキツイ、子どもの病気の対応に気を揉むといった問題は、ママたちの頭を悩ませるようです。
一方で、休みなくわが子といる息苦しさのようなものは、おそらくママなら誰もが経験しているストレス。そのストレスを、自分を”働くママ”向きだと考えるママは、仕事をすることで落ち着かせ、ハツラツとした心で暮らしているようです。
「私は”専業主婦”向き」派
つづいては、「自分は”専業主婦”向き」と自己分析するママたちのコメント。
『私は子どもが1歳で職場復帰。1年兼業しましたが、家がぐちゃぐちゃになり退職。それから10年専業です。私はゆっくり子どもと過ごして、家のことをする方が合っています』
『最近働きだしたけど、疲れがとれない。今までレトルトを出さなかったけど、使うようになり申し訳ない気持ちになる。毎日掃除機と拭き掃除してたのが、拭き掃除は2日に1回になったし。
経済的理由で働いているわけじゃないからかもだけど、兼業が向いてないことが分かった』
『子どもが幼稚園のころからフルタイムで働きだしたけど、専業時代が断然ラクでした。子どもがおとなしい一人っ子だったのもあるけど、専業時代は毎日楽しかったなぁ』
『専業の方が断然ラク。子どもが熱出しても誰にも気を遣わずにすむし、朝もゆっくりできるし、気持ちにゆとりがある。ゆったりとした気持ちで子どもと触れあえるし』
専業主婦向きのママたちは、掃除や料理などの家事をていねいにできること、また、心に余裕をもって子どもと触れあえることなどが、専業ママの良いポイントだとコメントを残してくれました。この専業ママが感じる「気持ちのゆとり」は、働くママたちは反対に”働くことによって”手にしていたものですね。
『こればっかりは、性格と考え方次第じゃないかな』
このコメントがズバリ指摘しているように、ママのあり方にもママそれぞれの個性が光って興味深いですね!
「時と場合によります」派
お次は、働くママ・専業主婦、自分にはどちらが良いのかを「時と場合によります」、「甲乙つけがたい!」と回答したママたちの(ちょっと笑える? その上なんだか納得できちゃう?)コメントです。
『合わない職場に勤めるとストレス倍増するけど、合う職場に勤められれば、専業時代の100倍楽しい生活が送れます』
『私は妊娠中から専業主婦に。→ 専業主婦サイコー! 働かなくて食っていけるなんて夢のよう!
2年後、正社員の兼業主婦に。→ 兼業主婦サイコー! 自分の時間ができた! シャバの空気吸える!
……どちらも捨てがたい。
働いたときの”生き生き感”は専業主婦のときにはなかった。でも、専業主婦でわが子と向きあえる時間があるのはいいこと』
『ただの個人の意見だけど……
・専業の良い所 : 時間が自由・気楽・ストレス少ない・楽しい・家族に合わせられる・幸福度高い・専業の悪い所 : ベッタリ育児が辛い・買い物が面倒・気が抜けておばさん化・趣味がないと家族がすべて・お金がない
・兼業の良い所 : お金の自由度が高い・テキパキできる・おばさん化防止・人とおしゃべりできる・”育児だけ”にならない・気持ちの切り替えができる
・兼業の悪い所 : 忙しい・家族に合わせにくい・体力気力の消耗・ストレス溜まる・子どもの病気がシンドイ、人間関係に悩む、家事が辛くなる、睡眠不足が致命傷・化粧がメンドイ、脱毛もメンドイ!
……どちらも一長一短!』
おっしゃる通り、働くのも、家事育児に専念するのも、やはりどちらにも長所・短所がございます……。理想としては、ママの希望や性格(それから「親などから協力が得られるか?」もキーになってきそうです)に合わせて、自身の今後を決めていけるのが望ましいですね。
先輩ママからひと言!
そして最後に、ママたちからアドバイスや提案も集まりました。働くことに悩むママ、ご参考にしていただければ!
『周囲に家事、育児の協力者がいるかいないか。いるなら兼業でもいけると思う。やっぱり協力者がカギ』
『子どもと離れがたいとか、仕事と家事が両立できないとかを悩む人だと、兼業は難しい気がする。あとは、自分の気持ちと家族の理解次第で頑張れると思う』
『今はただとにかく「子どもと離れたい!」となっていませんか? それなら一時保育という手もあるし、イオンなどに数時間なら預かってくれる施設もありますよ』
『すこし子どもが大きくなったら働いて、もし合わなかったら辞めて専業主婦に戻ってみるのはどうですか?』
『出産のたびに育休もらって、職場復帰してるけど、専業・兼業、どちらも大変。私も不安ばかりだったけど意外とできるもんで……きっと大丈夫!』
あなたはご自身を”働くママ”向きだと思いますか? それとも”専業主婦”向き?
いろいろなしがらみも存在すると思いますけれど、ママたちが”自分らしいママの姿”で暮らせることを願って。
文・福本 福子 編集・横内みか
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