コーラを飲むと骨が溶ける?夜中に笛を吹くと蛇?子どもの頃親に吹きこまれたデマ
子どもの頃は真剣に信じていたけれど、大人の階段を登るにつれて「アレ、嘘だったんだな……」と気づく、親から言われた言葉たち。
もちろん、その内容が全くの嘘やデタラメというわけではありません! 子どもに何かを教えたいとき、正しいことをそのまま言ってもイメージし辛いため、ときに内容を大幅に盛りながら(笑)分かりやすく伝えた方が効果的です。しいて言うなら「盛り過ぎた例え」と言うべきでしょうか。
自分もたくさん言われて育ち、「嘘だったんだな」と気づいた瞬間、若干の肩透かしに合いながらも、結局子育てをしていると同じことを言ってしまう……そんな経験ありませんか?
ママスタコミュニティに寄せられた『子どものときに親に吹きこまれたデマ』という投稿。子どもの頃に親に吹き込まれつつ、もしかしたら自分も子どもに吹き込んでいるその言葉の真意は、意外に深いかもしれませんよ。
迷信?名言?誰もが聞き覚えのある言葉
まずは”迷信”とも言える、良く使われる言葉たち。誰もが一度は聞いたことがあり、一度は本気で信じたのではないででょうか?
『夜中に笛(口笛)ふくと蛇が出る』
「夜中に笛を吹くと~」シリーズは各ご家庭でいろいろかもしれませんが、結果的にやって来たのは怒った親だったという思い出。静かな夜に響く笛の音、周りの方の迷惑も考えて静かにしなさい、ということです。
『「スイカの種を飲むとへそから芽が出てくる」とかはよく言われますよね』
こちらも、各家庭によっていろいろなシリーズがありそうです。消化に悪い種をたくさん食べてお腹を壊さないように……といった予防のためかもしれませんね。
『元旦にお金を使うと一年中お金を使いすぎることになる』
元旦くらいは散財せずに、おせち料理でも食べながら家族でゆっくり過ごしましょうという意味なのかな? では初詣は? それは恐らく別会計なはず……です。でも初売りに行きたい~!
『コーラを飲むと骨が溶ける』
『コーヒー飲んだらヒゲ生えるよ』
あまり飲み過ぎないように……を促す言葉ですが、そう言いながらもコーラを飲んでも骨が溶けないことを実証している大人たち。ものすごい矛盾が存在していますね。
でも、やっぱりママからすれば、子どもにはコーラやコーヒーよりも牛乳やお茶をすすめたいものです。たまには飲んでも大丈夫! 飲む量だけ気を付けてね。
ウチだけ?我が家だけのオリジナルな言葉
自分の家では「当たり前」に信じていた言葉でも、世間に出てみると全然違ったものもたくさんあったのでは? お父さんとお母さんのオリジナリティが光ります!
『「人は二十歳になると脱皮する。脱皮は苦しいから覚悟しとけ」と言われた。
大人を見るたびに、あの人もこの人も苦しい思いして大人になったんだなって尊敬してたな』
大人になるということは、それくらいの覚悟をもって……ということですね。深い……。
『サンタさんは幸せをくれる人だから、プレゼントは持ってこないわよ』
カタチにこだらず、その「存在」に感謝しましょうという考え方、素敵です。でもきっと、子どもはプレゼントが欲しかった……かも?
『洋服や靴下の毛玉は、ついてる方があたたかい』
使えめば使い込むほど愛着も湧いて、「あたたかい」気持ちになるのは間違いありません! 見た目のツブツブ、気にするべからず。
『ピーマンを食べるとパーマンになれる』
願わくばパー子で(笑)。なれるものなら是非なりたい~!
『「嘘はいけません。お母さんは、嘘なんてついたことないわよ」って言われたけど、それが嘘だよね』
するどいツッコミ入りました(笑)。「ついてはいけない嘘」をついたことがない……ということでよろしいでしょうか? お母さん。
『家のインターホンは1回10円』
用があるならドア叩け……って違います! 子どものイタズラで押しすぎは厳禁という意味ですよ。
『ディズニーランド行きたくて懇願したら「東京は鉄砲や刀を持った人がたくさんいるからダメ」だと言われていた』
いつの時代でしょうか(笑)。でも、ある意味間違っていなかったりして……。
子どもを安全に健やかに育てるために、たくさんの想いを込めたうえで誕生した言葉たち。ときに盛りすぎてしまって、言葉の真意が見えずらいものもありますが、どの時代も子どもを心配する親の気持ちがあってこそ。
しかしながら、あまりに乱発しすぎてしまうと、それこそ子どもから「嘘つき」な親として見られてしまうかもしれないのでご注意を。たまに使うから効果があるのかもしれませんね。
あなたは子どもの頃に信じていた言葉、ありますか?
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