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妊婦を狙った犯罪がこわい……。ママたちが「マタニティマーク」をつけない理由とは

妊婦さん

母子手帳と一緒に役所でもらったり、鉄道会社で配られていたり、雑誌の付録となったりしている「マタニティマーク」。もともとは「公共機関を利用する妊婦さんに周囲が配慮を示しやすいように」と作られたもの。マタニティマークをつけていたことで、周りに親切にしてもらえた、という経験がある人もいらっしゃいますが、なかにはマタニティマークをめぐる悪いニュースを目にし、つけるのが怖くなってしまう妊婦さんがいるようです。

あなたはマタニティマークをつけましたか? それともつけませんでしたか? ママスタには、つけた人、つけなかった人それぞれの声が寄せられています。

万が一のときに、「妊婦だと気付いてもらう」ためにつける

妊娠中、マタニティマークをつけていたというママたち。体調不良を抱えたまま公共機関を利用する際に、急病や事故などに見舞われる可能性を考えると、「自分は妊婦である」と周りに認知してもらえた方がいいから、とのことでした。万が一のとき、周囲の人に妊婦であることを気づいてもらうことは、お腹の赤ちゃんを守ることに繋がるのです。

『つわりが激しくて、入院したりもしてるからつけてます。辛くて道にしゃがみ込んだりしたときって、話せる状態じゃないかもしれないし、そういうときでも周りの人に分かってもらうために 』

『つけてた。当時はマタニティマークに対して、こんなにも批判的な意見があるなんて知らなかったから』

『一人目のとき、底腹でお腹が目立たなかったのでつけてました。スーパーでの会計時にレジのおばちゃんがマークに気付いて、「最近の子はお腹目立たないからこういうのつけてくれると助かる~」と言って買い物カゴを台まで運んでくれました。その後もスーパーで会うたびに話しかけてくれたり、優しいおばちゃんだったなぁ』

『初めての妊娠のときに事故に巻き込まれて意識を失ったけど、マタニティマークがなければ、瞬時に救急隊員さんに妊婦と伝わらなかったはずだし、赤ちゃんに何かあったかもしれない。守ってあげられてよかった!』

『悪阻や貧血、その他症状や持病、合併症がある状態で交通機関を使う妊婦さんはマタニティマークをつけていいと思います』

「妊婦を狙った犯罪が怖い」「マークを目にすることで傷つく人がいる」

一方で、妊娠中にマタニティマークをつけなかった方たち。2013年12月、お腹が大きく走れない妊婦を狙った、ひったくり事件が思い出されます。「妊婦を狙った犯罪が怖い」「マークを目にすることで傷つく人がいるから」というのが、マークをつけなかったママの主な理由でした。

『つけなかった。「マタニティマークつけてる人がムカつく」って意見とか、マタニティマークをつけてる人を狙った窃盗のニュースを見たから。マークをつけることで危ない目に合いたくなかった 』

『私は3人出産して、3人ともつけなかった。むしろ妊娠してると思われたくなかった。気遣われるのもイヤだし、そのマーク見て気分悪くなる人もいるだろうし』

『一度もつけてない。なんか幸せ振りまいてる感じがしてつけられなかった……。「妊娠できない人が見たらしんどいかな?」とか考えちゃった』

『ひさびさの妊娠で、上の子のときはなかったから今回もつけない。でも何かあった時のためにバックの内側に入れておく。
普段は見えないけど、事故や急病があったら救急隊員さんがバッグを見るだろうから。そのへんを歩いてる人には、別に気付かれなくてもいい』

配慮が必要な妊婦さんが、マタニティマークをつけていることで犯罪の被害者になってしまうなんて、あまりにもおかしな話ですが、妊婦さん自身も、周囲に対して萎縮してしまうことが多いようです。自分の意志でつけないことを決めたというママさんもいらっしゃいますね。

世間では、マークをめぐる暗い話題ばかりが取り上げられますが、その陰で、実際にマークや妊婦さんを見て助け合いの意識を持ち、行動した人たちのことは、あまりニュースにはなりません。しかし、マークをつけていたことで助かった、という方の声も、ママスタでは多く聞かれました。
マタニティマークの存在意義が今後どのようなものになるかも注目ですが、他人はどうあれ、自分の心には妊婦さんへの配慮の気持ちを持っておきたいですよね。

文・編集部

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