<略奪婚!ナレノハテ>地元を離れ、人生リセット!大事な息子とともに「やり直す!」【第6話まんが】
前回からの続き。私(リカ)は夫(サク)と生後4ヶ月の息子(ケイト)と3人で暮らしています。だけど最近、サクと離婚したいと思い始めています。振り返れば、サクとは付き合い始めからあまり思い出がありませんでした。「私がマナミ(サクの元彼女であり、私の友人)からサクを略奪した」と地元でウワサが流れたり、結婚後もサクの自分勝手な言動に振り回されたり……。最近は浮気疑惑まで。ママ友のナナさんに相談して気持ちが楽になった私は、ケイトとの幸せのために離婚を決意します。
サクと離婚したらまた噂になるかもしれない、変な目で見られるかもしれない。もうそんな思いをするのは嫌だなぁ……と、つぶやく私にナナさんは。「もうこの街を出たら? ここ、そんなに大きな街じゃないし、仕事も選べるわけじゃないでしょ。思い切って引っ越しっていう選択もありだと思うよ!」
ナナさんは自身の体験をまじえて背中を押してくれました。「自分の過去を知っている人がいないのは気楽だよ。現に私がそうだし(笑)。まだリカは若いしケイトくんも小さいし、家族のしがらみもないんだから、いくらでもやり直せるでしょ。リセットだよ、リセット!」
地元を出る発想がなかった私はナナさんからの驚きの提案に唖然としましたが、まだやり直すことができるんだと思うと勇気が湧いてきます。ナナさんの協力を得ながら、仕事と引っ越しにメドがたった頃、サクに離婚を切り出しました。すると――。
「もう俺たちムリだよな! リカもそう思ってたんなら早く言ってくれよ」と、待っていました、とばかりにサクは離婚に快諾……。私はこんな男のどこに魅力を感じていたのでしょうか。
こんなにもスムーズに離婚の話が進むとは! でも、ごたごたしてもめるよりはいいか……と前向きに考えることにしました。
無事離婚が成立したことをナナさんにすぐ報告をし、相談にのってもらった感謝の気持ちを伝えます。その足で私は市役所に向かいました。
新しい人間関係、もちろん不安もあるけど、いまは新天地での生活に少しワクワクしていました。私の唯一の家族、ケイトを大事にしていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか
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