<略奪婚!ナレノハテ>「ひとりで抱えるのはもうゲンカイ!」誰かに相談したいけど【第5話まんが】
前回からの続き。私(リカ)は夫(サク)と生後4か月の息子(ケイト)と3人で暮らしています。夫のサクとは地元のサーフィン仲間。当時サクは私の友人(マナミ)と付き合っていたのですが、それぞれから「うまくいっていない」と相談されていました。その後「マナミと別れたから付き合ってほしい」と言われ、私とサクは付き合うことに。しかし友だち(ユウミ)から、「リカがマナミからサクを奪ったってウワサになってるよ」と聞き、驚きます。しばらくして妊娠がわかり、サクと結婚。自分勝手なところがあるサクです(結婚して子どもができたら家庭を大切にしてくれるかも)と期待しました。しかし、そんな期待は裏切られ……最近は浮気の疑惑まで出てきました。
私は人生経験もまだ浅いし、浮気されたときの対応や離婚なんてどうやっていいのかよくわかりません。誰に相談したらいいのかもわかりません。地元の友だちとはほぼ疎遠になっていますが、サーフィン仲間のユウミとは数ヶ月に一度くらいでやりとりしています。思い切ってユウミに相談をしてみました。ユウミからの返答は「でもリカとサクが付き合い始めた頃のこと考えると、サクが浮気するのは予想できたんじゃない? リカがどうしたいのかよく考えたら?」自分の考えの甘さを痛感しました。でも自分がどうしたいのか、どうしたらよいのか考える余裕もなく日々の子育てに追われます。
せっぱつまった私はママ友のナナさんに連絡してみました。ナナさんは妊娠がわかる前にパートナーと別れていたので、ひとりで子育てをしています。私とナナさんは母親学級で知り合い、仲良くなりました。
サクと付き合った経緯や今の状況など、ナナさんにあらいざらい話します。「え~! 旦那さんとそんな付き合い方だったの!? 私だったら別れていても友だちの元カレと付き合うなんてイヤだな。それに元カノさんと別れたその日に付き合うって……交際期間がかぶっていたと思われてもおかしくないよ」あけすけなナナさんの発言にズーンと落ち込みます。
私の母親は亡くなっていて、父親は連絡がとれない状態です。そのため私は「家族」への憧れがありました。やっと叶った夢。それなのに手放すなんて……。
ナナさんがケイトのほうに目を向け、話を続けます。「家族ならここにいるじゃない! 考えるべきは旦那さんより、リカとケイトくんの幸せでしょ? どうでもいい人のこと考える人生なんてシンドイよ。あまり思いつめないで。ほら、ママが笑っているとケイトくんも安心するからさ。一緒にこれからのこと考えよう!」サクと離婚になったら、どう生きていけばいいのか……考えれば考えるほど不安ばかりが募っていました。でも、ママ友のナナさんと話していると、少しずつ気持ちがラクになっていくのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか