お友達がたくさんいる子ども、どんな性格?親の育て方だけでは決まらない交友関係
お子さんはお友達が多いですか? それとも内向的ですか?
幅広くお友達がいるのも内向的でも、数人のお友達と深いお付き合いをするのも、もちろんOKで、いろいろなお友達関係があっていいはずです。ただ親と子どもの性格が違うと、その社交性はどうやって形成されるのか、ちょっと気になったりしませんか?
たくさんお友達がいるタイプのお子さんのママから、お子さんがどんな性格なのか教えてもらいました。
男女問わず来るもの拒まずのタイプ
特に積極的に話しかけるわけではないけれど、集まってくるタイプのお子さん。相手を拒否しないのが、相手にとっては安心感につながるのかもしれませんね。
『うちの男子は自分からは積極的に話しかけたり、誘ったりはしないと思うんだけど、男女問わず来るもの拒まずタイプ。相手に合った遊びができる。この前は女子2人のピーチクパーチクの話にニコニコ対応していて、イケメンかと思った』
『甥っ子はめちゃくちゃイケメン。4回ほど仕事の都合で転校してるけど、どこの学校でも男女から囲まれてる。羨ましい』
『男女問わず、遊ぼうって誘われれば遊ぶ。どんだけ意地悪された子でも許せるみたい。執着や依存をしないから1人でも全然平気みたいだけど、それが逆に良いのかも。
1年生の時、うちの子をハブして遊び仲間に入れてくれなかった子は、今誰とも遊べてないらしく、心配した親が私に相談してきた。私は都合がいいなと思ったけど、「息子に◯◯くんが遊びたがってるみたいよ」って伝えたら、いつの間にか遊ぶようになっていた。親が友達付き合いに口を出したり、一時の感情で友達のことを悪く言う家庭は、常に同じ子としか遊べない気がする』
とにかく優しい、人が嫌な気分になることはしない
意地悪をしない優しい性格の子どもは、周りの大人・子どもから信頼が置かれるようです。
『とりあえず優しい。女の子にも優しい。意地悪しない、悪口言わない』
『15歳、男女共に友達が多くて、担任にはグループ関係なく、いろんな子と関われると言われたよ。とにかく優しい。あまりムカついたり、嫌な気分になることがないらしい。いい意味で鈍感。特別仲良しの友達もいるけど、本当にいろんな子と遊ぶ。これは育て方ってより、旦那の性格をそのまま受け継いだ』
『人に対して寛容ですね、本人はそんなもんだと思っているだけみたいですが。秘訣は小さい頃により多くの人たちと関わっておくことですかね』
『うちの長男、みんなに優しい、面倒見がいい、面白い、社交的。クラスのアンケートでまわりからの信頼度高いって担任に言われた。みんなに優しくして、「イジメは絶対ダメ!」って言い続けていたよ』
『うちの次男はどうやらクラスで人気みたい。明るいし子どもっぽいんだけど、人が嫌なことはしないんだって。たしかに誰とでも仲良くなれる。甘えんぼうなんだと思う』
自分をしっかり持っている快活な性格
真の意味で”マイペース”があり、自分が楽しいと思うことを積極的に行っているタイプ。チャレンジ精神が旺盛なのでしょうか。お友達も「自分も一緒に楽しみたい」という気持ちになるのかもしれません。
『みんなに何となく付いていくタイプじゃなくて、常にマイペースに自分が楽しいことを見つけるタイプ。毎日24時間楽しそう。積極的に子どもが声を掛けるわけじゃないけど、周りがそれに惹かれて付いて行くって感じ。そして子どももそれを拒みはしない。あとはネチネチしたりウジウジしたりはしてない』
『基本的にお調子者。遊べれば下は赤ちゃんだろうが上は大人だろうが気にしない。男なのにベラベラ誰とでもよくしゃべる』
『幼児期から遊び相手を決めるのは子どもであって、親が決めたり制限したりしなかった。興味のあるものは調べて挑戦するし、欲しがる本は惜しみなく与えている。人間関係の構築が上手だと担任によく言われる』
『適当に育てたらこうなった。性格は、明るいバカ。とにかくコミュニケーション能力に長けている。言葉が通じなくても平気でコミュニケーションとれるし、知り合いが1人もいない所へポンッと入れても、数秒後には仲良くなっている』
『ウチの子天真爛漫で友達いっぱいいるわ。次男で放置されて育っているからかな? 性格はワガママだけどね』
同じように育てているはずが……きょうだいで個人差あり
きょうだいで同じように育てていても、お友達関係はきょうだいで違うよう。「こればかりは子どもの性格」という言葉がしっくりくる、エピソードの数々です。
『同じように育てても上の子は私に似て引っ込み思案、下の妹はもう幼稚園くらいから信じられないくらい物怖じしない子だったのよ! 友達になりたい、一緒に遊びたいと思ったらバンバン声かけてて焦ったわ!』
『うち上の子は内弁慶。仲良くなるまですごく時間をかける。だから人数は少ないけど仲は深い。下の子は逆にすぐに友達つくってくる。短期の水泳教室に初日からすごく楽しんでいて、コーチに、「学校違うけどあの子と元々知り合いだったんですか?」って聞かれたくらい。ビビるわ』
『上の子は特定の子にしか興味なさそうだけど、下の子はどんどん友達が増えてみんなで遊んでいる。上は優しくておとなしいおっとりタイプ、下は元気で気遣いできるタイプ』
『娘2人で上の子だけ社交性で友達多い。性格は優しくて協調性がある、おっとりお姉さんタイプ。いつもニコニコ友達の話を聞いている。下は明るいんだけど常にマイペースで周りに興味がないタイプ。こっちは特定の友達としか遊ぼうとしない。話も一方的なところがある』
子どもひとりひとりが、人間関係の構築で違う方法を取っていると思うと、興味深いですね!
お友達との関係は「この性格だとお友達ができやすい」などという単純な図式にはなりません。しかしママたちのエピソードは、お子さんがお友達が少ないタイプで心配なママさんにとっても、交友関係が広すぎて不安なママさんにとっても、自分のお子さんの良い所を再認識するのに参考になりそうですね。
文・しらたまよ 編集・しのむ
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