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<余命半年の義母>親孝行したい夫「みんなで旅行しよう」生後2か月の娘も一緒に!?【第3話まんが】

前回からの続き。私は30歳のチハルです。夫のリョウマと結婚して2年が経ち、私は双子の女の子(アカリ、マヒル)を授かりました。妊娠を知らせたとき実家の両親は大喜びしてくれましたが、義実家には迷惑そうな反応をされてしまいます。どうやら「多胎妊娠は縁起が悪い」と信じているようで「1人、堕ろすんでしょう?」とまで言われてしまったのです。産まれてみれば義両親は双子をかわいがってくれましたが、私は到底許すことはできませんでした。
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私は里帰り出産をして、しばらく実家でお世話になりました。母がパートを休んでくれ、付きっきりでサポートをしてくれました。リョウマも週末やってきては、沐浴をしたりミルクを与えたりしていました。そして自宅に戻った私は、思いがけない話を聞かされます。
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「大した病気じゃなければいいんだけれど……」そんなリョウマの言葉もむなしく、検査の結果……。義母に大きな病気が見つかったのです。義母の体はすでに手の施しようのないほどだったそう。余命半年と聞かされました。
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最初に聞かされたときは一瞬「お腹の子を堕ろせなんて言ったから、バチが当たったんだ」なんて思いもよぎりました。けれど義母の死は、現実として間近に迫っているのです。病院で義父は取り乱していたそうですし、リョウマもきっとツラい気持ちをおさえているはずです。残された時間はあとわずかだと思うと、不思議と義母のことを思う気持ちが生まれてきました。

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「今までずっと、母さんには迷惑をかけてばっかりだった……。だから今こそ、恩返しがしたいんだ……」「そうだね……」「俺、母さんが望むことはできる限り叶えてあげたいと思う」「うん、それがいいと思う……」数日後、リョウマは仕事帰りに実家に立ち寄りました。そしてなにか叶えておきたいことはあるか聞いてみたそうなのです。

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「生きているうちに恩返しがしたい」もしも大切な母親が余命宣告をされたのなら、きっと誰もがそう思うはずです。自分自身の手でできることなら、できる限り叶えてあげたいもの。そして義母の願いは私たち一家との北海道旅行でした。リョウマはすぐさま快諾し「2泊3日で行こう」と話をまとめてきたようです。でもアカリとマヒルはまだ生後2か月なのです。まだ首も座っていないこの子たちを連れて、飛行機に乗せて旅行……? とてもじゃないけれど叶えてあげられそうにありません。いくら何でもムリすぎやしませんか!?

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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