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<本当に必要?>中学生の娘がお友だちが持っている物をなんでも欲しがる。イラッとします

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周りの人の持ち物や行動が気になること、誰しもあるものですね。そして自分にはないものを持っていると、羨ましいと感じてしまう場合もあります。ママスタコミュニティのあるママのお子さんも、すぐに友達と自分を比較してしまうのだそうです。

『中学生の娘ですが、小学校高学年の頃から人と比べて物を欲しがります。それなりに買っているのに、人と比べる性格に本当にイライラします。例えばみんなコンタクトにしている、Aちゃんは外食が多い、Bちゃんは何回もテーマパークに行っている、みんなこんな服を着ているなど。聞き流せばよいのですが、だんだん辛くなります。幼いのか、わがままなのか、もともと持っている性格なのか。今はコンタクトにしたいとうるさいです。もうかまわずにいた方がよいのでしょうか』

投稿者さんのお子さんは、周りの友達が持っているものを自分が持っていないと不安に感じるのかもしれません。みんなと同じようにしたい気持ちが強くなり、投稿者さんにおねだりをするそうです。とはいえ、なんでも買ってあげられるわけではありませんし、人と比較してばかりいるわが子の姿に親としてはイライラしてしまうものかもしれませんね。そんな投稿者さんの気持ちはほかのママたちも理解してくれているようです。

人と比較してばかりでイラッとする。ほかのママたちはどう対応する?

『他人と自分を比較する態度をとられると親も困るしイラ立つのもわかるよ』

周りの子と娘さんでは置かれている環境が違うので、お友だちが持っているものをなんでも欲しがられるとうんざりしてしまいますよね。お金の面でも限度がありますし、何よりもわが子に自分の考えがないようにも感じてしまいます。娘さんに親の気持ちを理解してもらうには、どう対応していけば良いでしょうか。

人と比べて欲しがるのなら与えない

『人と比べて欲しがったものは一切与えない。人と比べるのではなく、本当に自分が欲しいもの、自分がしたいことをちゃんと考えなさいと言う』

あるママは、人と比べて欲しいと言ってきたものに関しては、一切買わないようにしているそうです。友達と同じようにしたい気持ちは理解しつつも、自分で必要なものを考えていないことを問題視しているようですね。なぜそれが欲しいのかを娘さんにしっかり聞いてみて、その理由が人との比較だけであれば買わないとルールを決めておけば、娘さんも自分が本当に欲しいものを考えるようになるかもしれませんね。

「自分で買いなさい」と言う

『うちは欲しいものがあったら、いずれ働いて自分で買いなさいと言ってある』

子どもにとって欲しいと思うものがあるのは仕方ないですが、すぐに買えるものばかりではありません。例えば学校で必要なものなら良いですが、それ以外は自分で買うように伝えているそうです。今は我慢をして働いてから自分のお金で買う、お小遣いやお年玉を貯めて買うなど、子どもなりにできることもありますね。

周りと同じであることが大切に感じる年齢なのでは?

『なるべく周りに合わせてあげる。自分が子どものときに嫌な思いをしたから』

『メガネをコンタクトにしたいなら、娘が希望したらすぐに買ってあげると思う。その年頃の女の子にとって見た目は死活問題だから。親にはもうわからない重要さがあると思っている』

中高生は、周りと同じにすることがとても重要になってくる時期なのかも知れません。友だちが持っているのに自分だけ持っていないとなれば、話が合わなくなったり、仲間はずれになったりする恐れもありますね。周りの目がとても気になる年齢でもあるので、子どもが嫌な思いをしないようにしてあげたいという親心もあるようです。
またコンタクトレンズについては、見た目を気にしてのことかもしれませんね。メガネとコンタクトレンズでは印象がガラリと変わるものです。自分を可愛く見せたいという気持ちも理解できます。

使える金額を決めて、買うものを本人に選ばせるのも良さそう

『まだ使えるものを新しくしたいときは、半年いくらまでと金額を決めて、その範囲で選ばせたら? 買わなければ積み立て』

『用意できる枠組みの中で本人に選ばせてみては?』

中学生にとって、周りの子が持っているものを自分も欲しいと思うのは、自然に湧き出てくる気持ちなのでしょう。友だちと同じであることが安心感につながり、みんなのようにおしゃれをしたい、自分を可愛く見せたいと考える時期でもありますよね。親としてもできるだけ子どもの要望に応えてあげたいとは思うのですが、なんでも買い与えてしまうと必要なものが何なのかを自分で考えなくなってしまうかもしれません。またタダで物が買えるわけではありませんから、使える金額を決めてそのなかで子どもが買うものを選ばせるのも良さそうです。最初に欲しいものを買ってしまうと、あとから買いたいものが出てきてもお金が足りなくなるかもしれませんが、それも経験の1つと言えるでしょう。その後は買うものを厳選したり我慢したりできるでしょうから、子どもが自分で考えて買えるように見守っていくのも良いのではないでしょうか。

文・こもも 編集・みやび イラスト・善哉あん

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