<反抗期への対応>子どもに注意したら「うっせーよ」とポツリ。聞こえないフリする?それとも怒る?
反抗期は成長の証。頭ではそう思っていても、親の意に反した抵抗や口ごたえをされるとどうしてもイラっときてしまいますよね。先日ママスタコミュニティにはこんな投稿がありました。
『子どもに注意したら聞こえるか聞こえないかのボリュームでぶつぶつ「うっせーよ」って言ってたらどうする? 「ん? なんか言った?」って聞いても「何でもないよー」って返されるんだけど。明らかに「うっせーよ」って言ってたんだけど。聞こえないふりする? それとも注意する?』
子どもの年齢や注意をしたシチュエーションなどによっても、対応の仕方はさまざまあるかもしれません。しかし親が子どものことを思って注意をしているにも関わらず、「うっせーよ」と鬱陶しそうな言葉をぶつぶつと吐いていたら親としてもどうにか止めさせくなるもの。この場合は注意をするべきなのか聞こえないフリをするべきなのか。この投稿に寄せられたママたちのコメントを見ていきましょう。
「うるさく言われないように注意する前にやりなさい!」とキツく怒る!
『「うるさく言われたくないなら言われないようにしたらいいんだよ!」って言ってる』
『「注意される前にやれよ。うるさく言わせてんの誰やねん?」と言います』
『「あんた何様なの? 反抗期だからって何言っても許されると思うなよ!」って言ってぶちキレる』
子どもがポツリと言った「うっせーよ」を聞き逃さないというママの声が寄せられました。そもそもママが注意しているのは子どもがダメなことをしていたり、しなければならないことを怠っていたりしているから。それにも関わらず「うっせーよ」と反抗的な態度を取るのは自分の非を認めずママに不満をぶつけているだけです。そのためママの多くが「うるさく言われないようにやりなさい!」と諭すと回答していました。
『無言で目の前に仁王立ちして「ごめんなさい」って言うまで待つ』
『「今何つった? あ?」って言うとすぐ謝るよ。普段汚い言葉使わないし優しくしてるからガチギレモードで言葉遣いが汚くなるとビビるよ』
『「え、なんて?(真顔)」って言ったら旦那も子どもも凍りついてる』
逆に怒りの感情を出すことなく、聞き返したりじっと見つめたりするほうが効果的な場合もあるでしょう。ギャーギャーと怒るよりも静かに怒るほうがじんわりと恐怖を与える場合もあるはず。「それどういうこと?」と真顔で聞き返すことで「本当に怒っているんだ」と子どもに深刻さを伝えることができるかもしれませんね。また何も言わずに仁王立ちをして子どもからの謝罪を待つとコメントしていたママもいました。子どもにとってはとても怖いシチュエーションですが、それほどママも必死な証でしょう。
子どもの反抗期は正面から衝突するのも我慢するのもしんどい
『「聞こえてまーす」とだけ言っておく』
一方で子どもの発言をまったく意に介さないというママもいました。子どもの反抗心を追い詰めることでお互いがさらにヒートアップして激しい親子喧嘩に発展していく可能性は大。ただその発言を許容していると思わせると、今後も何かにつけて「うっせーよ」を繰り返すかもしれません。そのため聞こえていることだけは子どもに伝えて制しておくというのは、穏便に済ませつつ子どもに理解させるという意味で効果的なのではないでしょうか。
『小声で「はーウザ」か、顔そらしてデカいため息。子どもの反抗期は大人げないから我慢も正面から衝突もどちらもしんどいってことを学んだわ。やられたら同じようにやり返す。どのパターンを選んでも不穏な空気は避けられないからほどほどにやり返す』
ほかにも「同じようにやり返す」というコメントがありました。子どもの反抗期を何度も経験したことで、正面から衝突することもママだけが我慢することもどちらもよくないことを学んだというママ。親も子どもに注意をしている時点でお互いが嫌な思いをして親子間に不穏な空気が流れている状況があります。そのため「ほどほどの加減でやり返すのがベスト」という最終結論にいたったようですね。
「うっせーよ」なんて言葉を使わせないためにできることは?
『「反抗期は誰にでもあってみんな通る道だから安心して反抗しなさい。その代わり乏しいボキャブラリーではつまらないよ」と話してあるから、ガチ反抗のときは畳みかけられるよ。正論のときは息子の意見を通す。対等に話ができるのって成長の証だなと常々感じる』
『「ああ? うっせーよーじゃねーよ?」って第2ラウンド突入。実際に舌打ちとか聞こえたら「ああ? チッじゃねーんだわ! こっち座れ!」とキレる。心底ウンザリした顔をしつつも素直に座って説教受けてるうちはまだ可愛いのかなと。うちはラスボス的に旦那が恐いから、子どもらは母親に抑えてもらわないとラスボスと戦う羽目になるって理解してる』
子どもに注意して「うっせーよ」と反抗されたらどうするべきか。この問いの答えは子どもの性格やママの反抗期に対する考え方によってもさまざまであり、すべての人にとっての正解はないかもしれません。さらにヒートアップして叱るのも、あえて黙っておくのもどれも間違いではないでしょう。反抗期はどの子どもにもあるものとはわかってはいるものの、「うっせーよ」の言葉で終わらないコミュニケーションができるといいですよね。親と対等に対話ができるようにボキャブラリーにまで言及しているママのコメントも参考になります。
またママよりもパパのほうが怖いことを普段から教えておき、「このママの怒りを収めないとラスボスにようなパパに怒られる」と思わせているというコメントもありました。子どもの反抗期をママ一人で背負っていくのはとても大変なこと。夫婦で協力して反抗期を乗り越えていくというのも一つの方法ではないでしょうか。成長の証と思ってはいても、親としてはイライラすることも多い子どもの反抗期。今まさに子どもが反抗期だというママは今回の投稿を参考にしてみてください。
文・AKI 編集・kunel イラスト・善哉あん
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