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<おまえは必要ない>反抗期の娘にブチ切れてママ家出!暴言を吐いた中3、その後の行動は?

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子どもの思春期と重なることが多い、反抗期。あれほどかわいかったわが子が、真逆の存在になったように感じるママは多いでしょう。ときにはわが子の暴言に「もう限界!」と、ブチ切れてしまうことも……。

『反抗期の娘に疲れて家出しました』

ママスタコミュニティにあったトピック。どうやら投稿者さんは、ガマンの限界を超えてしまったようです。

「おまえは必要ない」の暴言で、ガマンが限界を超えた

『中学3年生の娘に「全部おまえのせい」「おまえは必要ない」と言われたので、家を出てきました。大人げないのはわかっていますが、限界を超えました。今日はホテルに泊まります』

それまでも娘さんの反抗に、何度も「出ていきたい」と思った経験がある投稿者さん。娘さんにあおられる形で言い返して、口論がヒートアップすることもあったそうです。投稿者さんがキレてしまうと、娘さんはさらに暴れ出して手がつけられなくなり……。この日はとうとう堪忍袋の緒が切れ、娘さんが塾に行っている間にこっそり家を出てしまったといいます。

子どもの年齢によっては育児放棄にも当たりそうですが、娘さんはもう中学3年生。投稿者さんを責めるコメントはほぼ見当たりませんでした。

『私もひとりでホテルに泊まったことがありますよ。たまには大丈夫。これも子育ての試練と、客観的に考えるようにしています』

「私も耐え切れないときは、家出する」と同調するコメントや、「私も出ていきたい。うらやましい」などの共感が多く寄せられました。

『私も娘が中学3年生のとき、ブチ切れて手を出してケガをさせたことがあります(猛反省)。そんな目に遭わせるくらいなら、家出して冷静になったほうがお互いのためだと思います。私は当時よく「コインランドリーに行く」と言って家を出て、駐車場で泣いていました』

『冷静になるためにも離れることは必要ですよね。私は家を出ても、せいぜいひとり居酒屋だけど』

頭を冷やすためには、まず物理的な距離を置くこと。「いざとなったら、ここへ行こう」と決めておくのも、逃げ場を作っておく意味でよさそうです。物理的に逃避することが難しいなら「操作の手数が多いパズル系ゲームをすると、何も考えずに済むからおすすめです」と、頭のなかだけでも逃避できるような提案をくれた人もいました。

終わりが見えない反抗期は、ママにとって長い苦行

投稿者の娘さんが反抗期に入ってから、もうすでにかなりの年月になっているのだとか。

『あと何年続くのか。年々ひどくなるので、どこまでいくのかビクビクしています。毎日娘の言動に振り回され、ときには消えてなくなりたいとさえ思ってきました』

受験期でもあることで、反抗がますますエスカレートしているようです。一方で、娘さんが心配で仕方ない気持ちもある投稿者さん。

『こんなときでも「明日着る体操服の洗濯は大丈夫だろうか」「明日の朝は寝坊せず起きられるだろうか」と、バカみたいに心配しています』

憎らしくて「こんな子はもういらない!」と思うのと同時に、母親としての愛情は捨て切れない。この時期の子どもを育てているママであれば、きっと多くが経験したことのある感情ではないでしょうか。

「長い苦行をしているよう」と嘆く投稿者さんに、わが子の反抗期を乗り超えてきたママたちからのコメントもありました。

『私も息子につられて叫びまくっていた時期もあったけど、最終的にすべて聞き流すスキルを身に着けた。そうこうするうち、いつの間にか反抗期終了。毎日「もうこの子は見捨てよう」と思っていたけど、どこかに預けなくてよかった』

『長女が高校のときはひどかったな。県外の大学に行って、本当にせいせいしたっけ。でも大学で「自分は恵まれている」とわかってからは、一変。今は一緒に住んでいるよ』

嵐が過ぎ去ったママたちは、晴れ晴れした気持ちでいるようです。嵐の真っ只中にいるママにとっては遠い世界の話のようですが、いつかは過ぎ去るときが来る。それまではぶつかってケンカしたり、物理的な距離を置いたりしながら、その日その日をなんとかやり過ごしていくしかないのでしょうね。

ママだって、人間。何をしてもいい相手ではない

そして投稿者さんが、最初にトピックをあげた次の日。娘さんが学校から帰ってくるタイミングで帰宅しようとしたところ……?

『娘から「どこにいるの!」と、‟鬼電”です。「おまえは必要ない」と言っておきながら、腹が立ちますね』

言っていることも、やっていることも、めちゃくちゃ。ママに甘えて好き放題しているだけなのですから、そうなりますよね。「うちの娘もめちゃくちゃを言ってくる。あとで泣きながら、謝ってくるくせに」と、共感するコメントもありました。子どもも自分自身のことが、よくわかっていないのかもしれません。

『反抗できるのは、母親が自分を決して見捨てないという信頼感が根底にあるから。幸せなことだと思うよ。お互い頑張ろう』

『反抗期の子は、親のメンタルは鋼でできていると思っているからね。「生きてるだけで親孝行」と唱えて、回避しよう』

たくさんのエールも届きました。傷だらけのメンタルをひとりの時間で補修すれば、もう少し頑張れそうな気になってくるものです。

『私ならその着信履歴をスクショして、「ママがいなくて寂しかった? ごめんね(ハート)」ってLINEする。そして今日は家族の好物を作って、みんなで食べる。そのあと「親だからって何を言われても傷つかないわけではない」と話をするかな』

反抗期はそれまで絶対的な存在だったママが、自分と同じひとりの人間でもあると知る時期でもありそうです。投稿者さんが一晩いなくなったことで、娘さんも自分がしたことの大きさを思い知ったでしょう。受験期や思春期はまだまだイライラすることも多くありそうですが、ママたちも言うようにいつかは抜けるときが来るはず。同じ境遇のママたちとお互いに励まし合いながら、どうにか乗り越えていきましょう。

文・鈴木麻子 編集・秋澄乃 イラスト・善哉あん

【つぎ】の記事:<新台ダイスキ、パパ>「ママも息抜きしたい!」自分勝手な旦那と離婚した方がいい?【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
反抗期娘に疲れて家出しました。