<後悔する?>【後編】選択ひとりっ子の良いところは?親が亡くなってからのメリットもある!?
前回からの続き。相談者さんは自身の経験から「選択ひとりっ子」を選んだようですが、まわりのご家庭に複数人お子さんがいることもあり、自分の選択を今後後悔することがないか不安になったようです。
ひとりっ子だと両親がなくなったときが大変?
ママたちからはひとりっ子のデメリットとして、「両親が亡くなったときに、子どもが大変になりそうだ」という理由があがっていました。
『年齢が上の世代からは、1人だと何かあったときに大変だよと言われる。例えば両親が早くに亡くなったら天涯孤独になって、助け合える人がいないとかね』
『よく言われるのは、両親が亡くなったときにその悲しみ、事務処理等を全て1人で抱えなければいけないこと。身内がいなくなってしまうことですかね』
両親がなくなると、他に頼れる近い身内がいなくなってしまいます。しかしきょうだいがいれば、きょうだいで一緒に悲しみを乗り越えられると考える人もいるようです。また、悲しみだけでなく、さまざまな事務作業などの手分けができないことをデメリットとして挙げる声もありました。
何事もデメリットやメリットがあり、他の家庭とは比べられない
けれど、必ずしも両親が亡くなったときのことをひとりっ子のデメリットとしてとらえなくてもよいのではないでしょうか。
『まわりにひとりっ子が多く、ご両親亡くなった方が口を揃えて「寂しいけれど、揉めずに自分の好きにできて良い」と言っていました』
『親のそういった大変な状況のとき、むしろひとりっ子であるほうが割り切れるし、汚い話、相続で揉めることもないからいいなと感じています』
たとえばテレビドラマなどにはたまに、「遺産相続できょうだいが揉める」シチュエーションがありますよね。実際に、「遺産相続を機にきょうだい仲が悪くなった」という実体験を筆者自身も耳にしたことがあります。
物事は、何事にもメリットとデメリットが存在するものなのではないでしょうか。とはいえ人生は一度きりなので、もう1人子どもを産んだときのデメリット・メリットは、実際になってみなければ感じることができません。つまりはどちらをとっても必ず、「ああしてみればよかった」という後悔はでてくるもの。どちらを選択すれば後悔がないのか、どちらを選択したほうが幸せになれるのかと正解を決めようとしなくてよいのかもしれません。家族でどちらのメリットのほうが自分たちにとって大切か、どちらのデメリットを避けておきたいか相談して決めていけたなら、きっと後悔は少なくなるはずですよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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