抱き癖がつくと大変!?イマドキの抱っこ事情とは?
赤ちゃんが泣いたので抱っこしようとしたら、年配の方から「抱き癖がつくからやめなさい!」と言われた経験のある方もいるのでは?
一般的に知られている「抱き癖」とは、赤ちゃんがママに抱っこされていないと、ぐずったり泣き止まなかったりする状態が続くことをいいます。また、赤ちゃんは自分が泣けばママやパパが抱っこしてくれるものだと思い「抱き癖がついた子は、抱っこされるために泣いている」という考え方もあるそうです。
しかし「抱き癖がつくから泣いても抱かない」「抱き癖がつくと、あとから大変になる」というのは、実はひと昔前の考え。最近では「抱き癖」を気にせず、どんどん抱っこしてあげるママが増えているようです。
もう「抱き癖」という言葉は使わない? イマドキの抱っこ事情とは
現代のママたちはどういったスタイルで子育てをしているのでしょうか? ママスタに寄せられた意見をご紹介します。
『昔は違ったみたいだけど、私は「赤ちゃんが泣いたら思う存分抱っこしてあげてね」って教わったよ』
『私は抱き癖になるかもなんて全く気にせず、好きなだけ抱っこしてあげていたよ』
『もし抱き癖っていうのが本当にあったとしても、いっぱい抱っこして貰えてる幸せな子だよね』
『小さな頃にいっぱい抱っこされて育つといいらしいよ。それにそのうち抱っこしたくても拒否されるときがくるから、喜んで抱っこされている今のうちにいっぱい抱っこしてあげて』
『抱き癖という言葉とイメージが悪い。
自分が泣いたときにサッときてくれて抱っこしてもらえたら、赤ちゃんは安心する。これは当たり前だよね。
そして、それに応えてあげるたびに、ママやパパに信頼を覚えていく。決して抱き癖とかじゃなく、必要な信頼関係を築いている証だと思うわ』
赤ちゃんとのコミュニケーションを大切に
実際、積極的に赤ちゃんとコミュニケーションを重ねたママたちは、どんな子どもに育ったと感じているのでしょうか?
『親にかわいがられて甘えて育った子は、友達への態度も優しい子が多い。親が優しく甘い言葉で接しているから、友達にもそういう言葉で接する。親に厳しくしつけられてしっかり者の子は、友達にも厳しい。悪気はないんだろうけど、友達に対して生真面目で厳しく接しているように感じることもある』
『家の長男は今年で10歳だけど、親、祖父母、叔父叔母、近所の人みんなに抱っこされて「かわいい、かわいい」言われて、スキンシップもたくさんとっていた。下に妹が産まれると、自分がされてきたようにあやしてくれるよ。他人の小さい子にもやっぱり優しく接するし、話す言葉もやさしい』
『うちの長女は、同居でさらに叔父叔母までいたから、大人がよってたかって甘やかして、抱っこに、おんぶに、ちゅっちゅに、撫で撫でしまくられて育ったけど、外ではちゃんとやってる。子どもの性格にもよるかもだけど、抱っこしすぎたり甘やかして育ててもちゃんとしっかり者の部類に成長できたよ』
かつては「抱き癖がつくからすぐに抱っこしない方がいい」という育児方法が推薦されていたようですが、今では「泣いたら思う存分抱っこしてあげる」という考えが主流となっていて、産科の医師や助産師さんからもそうアドバイスを受けたママが多いようです。
まわりにとやかく言われて不安になってしまうこともあるかもしれませんが、子どもを抱っこできる期間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。赤ちゃんを抱っこできる貴重なこの時期をどう過ごすべきか、この機会にママやパパとで話し合ってみるのもいいのかもしれませんね。
文・編集部 イラスト・なかやまねこ
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