<中学生のゲーム課金>【前編】お小遣いで8,000円課金したいらしい。課金は反対、やめさせたい
子どものお金の使い方について悩んだことがあるママたちは少なくないでしょう。お金はとても大切なものだからこそ、お子さんとママとの間で価値観の違いがあると心配になることもありますよね。今回の投稿者さんもお小遣いのことで頭を悩ませているようですよ。
『中3の子どもが、お小遣いで課金していいか聞いてきました。8,000円分課金したいそうです。私は課金が大嫌いなので悩んでいます。みなさんだったらお小遣いなら許しますか? それともダメと言いますか?』
投稿者さんには中学3年生のお子さんがいるそうですが、「お小遣いでゲームに課金をしたい」というお子さんの相談に、どうしたものかと考えている様子です。投稿者さん自身は課金があまり好きではなく、ご自身はしたこともないのだとか。だからこそすぐには許可できなかったようです……。「みなさんならどうしますか?」との質問に、ママたちはどのように答えたのでしょうか?
お小遣いでも課金はダメ派
投稿者さんと同じように課金反対派のママたちは、「お小遣いでも課金はさせたくない」と考えているようです。
『私も課金は大嫌い。課金してる子には関わりたくないくらい。わが子が課金しそうだったら絶対にとめる。働いてから課金してほしい。大人が一生懸命働いて得たお金をそんなものに使うとかあり得ない』
『課金は嫌い。やり始めたら止まらなくなるからやらせない。お小遣いでもダメなものはダメ』
「親である自分が課金は嫌いだから子どもにはやらせたくない」と判断したママたち。「できることなら課金をしているお友だちとは付き合ってほしくない」とまで話すママもいて、抱いている嫌悪感が相当大きいものであることがよくわかります……。お友だちからわが子への影響を懸念しているのかもしれませんね。「ダメなものはダメ」と話す様子にママたちの強い意志が感じられます。
『課金したとして、お小遣いが足りないから前借りするとか友だちにお金を借りたりとか、そういう問題が出てきそうだから許可しない』
課金そのものというよりも、課金によって起こるかもしれない問題を心配しているママもいました。お小遣いの前借りやお友だちとの間でのお金の貸し借りが発生したら、大きなトラブルに発展しかねませんよね。だからこそ問題が起こる前に課金を禁止しておきたいと考えているのでしょう。こちらのママにとっては、課金を許可しないのはお子さんを危険から守るための判断なのかもしれません。
許可はするけど……釘は刺すかも
「自分は課金が嫌いだけれど、子どもが課金するのは許可している」と話すママたちもいました。しかしこちらのママたちはお子さんが課金をする前にいろいろと話をしているようです。
『すぐに課金せずに、1ヶ月くらい考えてそれでも欲しければOKにしてる。ゲームのデータはサービス終了したりアンインストールしたら消えるものなので、それを理解してから課金するよう伝える』
『お金は考えて使うように教えて、あとは好きにさせる。後から足りないだのなんだの文句言っても知らない。お金は沸いて出てこないことを学ばせる』
『「本当に課金しても後悔しないのか考えた上で判断しなさい」って話してる。できればゲームの課金は自分で働いてお金を稼げるようになってからにしてほしい……』
「すぐに課金せず、一定期間考えてからにしなさい」「お金は大切なものだから考えて使いなさい」とひとまず釘を刺しているママたち。ワンクッション置くことでお子さんがより冷静にお金を使えるのでは……との意図があるのでしょう。「可能なら自分でお金を稼ぐようになってから課金をしてほしい」と考えているママもいるようですね。お金の大切さを理解した上で課金をするか否かを判断してほしいと思っているのかもしれません。
条件付きならばOK
「親子間で決めたルールを守れるのであれば課金もOK」と考えるママたちもいました。
『お小遣いなら自由。「課金するからお金ちょうだい」って言われたらあげないけど。一度子どもにあげたお金の使い方を親が決めるものではない』
『私も課金はもったいないと思うタイプ。だけど子どもがどうしてもと言うなら、それも金額を決めて許可するかな』
『お小遣いならいいかな。そのかわり毎回確認を取ることを約束してもらう』
「お小遣いの範囲内であれば課金もOK」「親子間で決めた金額ならば課金してもいい」「課金をしたいなら必ず事前に相談してほしい」など、ママたちが定めたルールはさまざま。しかし事前に決めたルールを守れるのであれば課金もOKと考えているようです。「課金はもったいないと思うけれど、ルールを守れるのなら」とママたちが譲歩している形なのでしょうか。
わが子が「ゲームに課金をしたい」と相談してきたことでモヤモヤを抱えてしまった投稿者さん。自分が価値を見出せないものにお小遣いをつぎ込もうとしているわが子の姿を見て「どうしよう」と悩んでしまったのでしょう。みなさんはわが子と自分のお金をかけたいものの価値観が違うときには、どうしますか?