<新事実>「忙しいときにはカレー」は間違い!?手間がかかるし洗い物も面倒。実は楽になるのは……?
じゃがいもやニンジン、玉ねぎやお肉などを使って作るカレー。お子さんたちが大好きなメニューのひとつになっているご家庭も多いのではないでしょうか。また作る手間があまりかからない印象があるため、食卓に並ぶ頻度が高いこともあるのかもしれません。しかし今回ママスタコミュニティ質問をくれたママにとって、カレーはちょっと面倒なメニューのようです。
『カレーは忙しいときや料理をしたくないときに作ると言われるけれど、後片付けにもかなり手間がかかるよね。そもそも材料を切って炒めて煮ているのだから、結構疲れない?』
カレーを作るには、材料を切って、炒めて煮る必要があります。特にじゃがいもやニンジンは火が通りにくい食材ですし、完成までに時間がかかってしまうことも少なくありません。そのうえ鍋に油がついてしまい、洗いにくくなってしまうこともあるでしょう。そう考えると後片付けまで含め、カレーは思った以上に手間のかかるメニューとも言えるのではないでしょうか。この考えと同じ意見のママもいるようですよ。
同じくカレーはあまり作りたくない。その胸の内は?
『私も嫌い。鍋も臭くなるし』
『仰る通り。後片付けも、においや色を落とすのが大変だからあまり作りたくないかな』
『ギトギトヌメヌメを洗うのも嫌だし、スポンジが黄ばむのも嫌』
カレーには炒める工程があるため、鍋を洗うとき念入りに油をおとす必要があります。そのうえニオイも強いので、使った鍋にカレーのニオイが残ってしまうことも少なくありません。さらにスポンジで洗う場合、カレーの黄色い色がスポンジに移ってしまい、なかなか落ちないこともあるでしょう。油やニオイ、色の問題と、片付けを面倒に思う意見がいくつも寄せられました。
『野菜を切るのも面倒だよね』
『じゃがいもの皮をむくのがだるい』
それ以外にも、カレーに入れる野菜を食べやすい大きさに切ったり、皮をむいたり、地味ながらも手間のかかる下準備の多さを憂鬱に感じるママたちもいました。
しかし手間をあまりかけずにカレーを作る工夫もあり!
『うちは毎週日曜日の夜がカレー。電気圧力鍋で作るから、水と切った具材を入れるだけであとは放置だから楽だよ』
『私はキーマカレーを作っている。ひき肉と冷凍みじん切りの玉ねぎを使っているから、まな板も包丁も使わずにフライパン1つで作れる』
『炒めない。水の入った鍋に材料入れて煮込むだけ』
手間や時間をあまりかけることなくカレーを作るには、材料を入れてスイッチを押すだけの電気圧力鍋など、便利な調理家電を使うのも手です。タイマー機能がついていることから、出来上がり時間の調整もできます。その他にも冷凍のカット野菜を取り入れることで、野菜を切る工程を省く工夫もあるようです。なかには具材を炒めることなく、そのまま煮込んで手間を減らしているママもいましたよ。
カレーより手軽に作れる「定番メニュー」をもつママたちも
『ハヤシライスのほうが簡単。切って冷凍してある玉ねぎと牛肉を炒めて煮るだけ』
『カレーより牛丼や親子丼のほうが楽』
『だるいときは肉を焼いて、タレをかけてドーンだわ!』
『だるいときは冷凍の鶏ミンチと冷凍ミックスベジタブルを炒めて、塩コショウをかけて卵でとじたオープンオムレツよ。包丁を使わない』
『鍋のほうが楽だよね』
『本当にだるいときは大根の煮物だわ。ジャガイモみたいな面倒な皮むきもないし、大根1本をザクザク切って調味料やノンオイルツナと一緒に鍋に放り込むだけ。油を使わないから後片付けも楽』
忙しいときやあまり調理をしたくないと思ってしまうときに、カレー以外の簡単メニューを定番としているママもいました。冷凍食材を使い時短を可能にしたハヤシライスやオムレツ。肉に火が通れば完成する焼肉や、そこにほんのひと手間加えた牛丼や親子丼。大根の煮物や鍋など、ママたちが手間をかけずに作っているメニューは、たくさんありました。
発見!カレーは翌日が楽になるメニューだった
『カレーは簡単に作れる料理ではなく、大量に作れば次の日が楽になれる料理だと思っている』
『2日目のご飯を作らなくて良いから、この日は予定がたくさんで大変だなという日の前日にカレーを作って、予定がある日に作らなくて良いようにする』
カレーは1度にたくさんの量を作れるので、作ったその日だけでなく、うまく保管すれば翌日も食べられます。次の日が忙しく、あまり料理に時間が取れないと感じている日にこそ、カレーが大活躍するチャンス。時間のある前日に作っておくことで、忙しい当日は温めるだけでOKとなりますね。
もちろんその他にも簡単なメニューはたくさんあるでしょうし、「今日はカレーを準備する気力すらない」という日もあるでしょう。ただ、もしご家族からカレーのリクエストがあって、乗り気でないけれど作るときには、「翌日もラクできるように……」と考えれば、少しは調理や後片付けの手間が報われるかもしれません。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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