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<いじめられた後の人生>「失敗?」ひと言で何か変わる……踏み出す勇気【後編まんが:長女の気持ち】

前回からの続き。私は小学校でいじめにあいました。無視されたり悪い噂を流されたり、友達と楽しい思い出なんてつくれませんでした。いじめのない今でも他人の目や同級生が遠くで何かを話しているのが怖いです。心臓がぎゅっとなって、体が縮こまって下を向いたまま動けなくなります。だから私は、教室に入るとき挨拶はできても、自分の机にずっといてボッチで過ごしています。

妹のサラは友達が多くて、いいなと思います。つい口に出すと、お母さんがこう言ってくれました。「サナちゃんは、すごくいい子だってお母さん知っているよ。何も悪いことしていない。顔をあげて背筋を伸ばして、堂々としていていいんだよ」
私(堂々と……背筋を伸ばして……)

教室にはいると、いつもより頑張って笑顔で挨拶をしました。
私「おはよう」
(笑えているかな……気持ち悪いとか……思われてないかな……)

2人組「おはよ~!」
2人は笑顔で挨拶してくれたものの、すぐに2人の話題へと戻っていきました。
A「昨日の○○の新刊みた!?」
B「みたみた! すごい切ないよね!!!」
A「私が主人公だったら黒髪の方の男の子選ぶのにな~」
B「え~私は絶対金髪の方!」
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聞くと漫画や小説の意見交換をしたり、イラストを描いたりする部活のようです。
私「う、うん入りたい!!!」

それから2年後――。
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今、娘は「ひとりでつらかったから、もしひとりの子がいたら仲間に入れたいんだ」といいます。
サナが自分で苦しい状態をうち破って、成長してくれたことをとても嬉しく思います。サナは強く優しい子で私の誇りです。
それでもサナは小さな体で本当に苦しみました。いじめという身勝手で理不尽な行いで苦しむ子どもが、この世界からいなくなることを願ってやみません。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ 編集・秋澄乃
【つぎ】の記事:<なんでも「やって~」と甘える娘>小学4年生なのに自分のことが何もできない!義両親も甘やかし放題で……【前編まんが】

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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