新中学生になるわが子の制服。3年間着るために、どのくらい大きめのサイズにする?
来春に中学生になるお子さんがいるご家庭では、そろそろ入学準備を進めているママもいるかもしれませんね。中学校の入学説明会に参加したり、学校生活に必要なものを購入したりと大忙しのママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには小学6年生のママから制服のサイズについて、こんな質問がありました。
『うちの娘は小6の12月で身長148センチ。制服は165センチを買おうと思いますが、小さいですか?』
中学校の3年間、ほとんど毎日着る制服。入学準備品の支出額では、大きな割合を占めているのではないでしょうか。「できるだけ3年間着られるようにサイズを考えたい」と思うのも不思議ではありません。投稿者さんからの質問に、先輩ママたちからさまざまなアドバイスが寄せられました。
入学時の子どものサイズと制服のサイズ
ママたちは入学から卒業までの間にわが子がどのくらい大きくなったか、購入した制服のサイズを教えてくれました。
女の子
『入学時に身長148センチで165センチの制服を買いました。卒業時の身長が157センチだったので、3年間1着で通せました』
『娘は入学時の身長が142センチで、店員さんに勧められたサイズが155センチ。「これが1番小さなサイズです」と言われた。中3になり裾出しをして、今も着ています』
『私のときは入学時に身長149センチで165センチの制服を購入。卒業時は身長160センチ。買い直しせずに3年間着ました。わが子は入学時に159センチ。もうあまり伸びないだろうと思い165センチを購入。卒業時は165センチ、ぎりぎり大丈夫でした』
娘さんだけではなく、ママ自身の経験も教えてくれたコメントも。なかには「たぶん165センチで大丈夫」「それより大きいと入学時にブカブカでおかしいと思う」などと投稿者さんへのアドバイスも寄せられました。個人差があるとはいえ、身長が伸びる時期なので、ママがサイズ感で悩むのもわかる気がしますね。
男の子
『息子は入学時の身長が145センチで、165センチの制服を買いました。実際に20センチ背が伸びた! 裾出しをしてぎりぎり3年間着られました』
筆者の息子は今中学3年生。息子は入学時の身長が151センチで、165センチの制服を購入しました。店員さんに「裾出しで170センチ前後は対応できます」と言われました。中3の秋になって身長を測ったら168センチになっていたので、裾出しをしてもらったばかり。今の成長スピードなら、卒業まで1着の制服で通せそうです。
予想したよりも背が伸びたら、どうすればいい?
「もう1サイズ大きくするべきか」と投稿者さんが悩むのは、わが子がどのくらい背が伸びるか予測するのが難しいからですよね。制服はデザインによって裾出しができないものもあります。また裾出しができたとしても、それ以上にお子さんが大きくなる可能性もあるでしょう。中学3年生になったとき、あまりにも丈が短かったり、肩や腰がピチピチだったりすると本人が恥ずかしい思いをするかもしれません。もしも予想以上に身長が伸びた場合、ママたちはどのような対策を取っているのでしょうか?
買い換える
『制服は安くないけれど、必要なもの。小さくなったら買い換えるよ』
『どのくらい身長が伸びるかなんて、誰もわからないよ。小さくなったら買い換えるでいいんじゃない?』
買い換える、新調すると答えるママたちは、制服は必要なものだとコメントしています。筆者の弟は中学生のころ、身長が20センチ以上伸び、卒業するときには180センチを超えていました。母は「高校受験にこの格好で行かせられない」と言っていました。弟が中学3年生のとき、180センチの制服に買い換えていたのを覚えています。
お下がりをもらう
『制服の生地って高いだけあってしっかりしているから、3年間着てもヘタレないよね。うちの子は3年間着てもキレイなままだった。お下がりもアリでしょ』
『娘は入学時に購入した制服で、3年間通せそうです。しかしうちの中学校では「お下がり」が当たり前。中1のときにすでに「卒業したら譲ってね」と約束している子がいます』
なかには親戚や年上のお子さんをもつママから、お下がりをもらうとのコメントも。入学時にはお下がりの制服で小さくなったら新しい制服を購入するなど、譲ってもらうタイミングによってお下がりの活用方法はいくつかパターンがありそうです。
リサイクル
『制服やジャージ、体育館履きなどをリサイクルできる学校。イベントのとき校内に卒業生の制服などが置いてあって、自由に持って行ける。すごくいいシステムだと思う』
『うちの中学校は学校でリサイクルを行なっているよ。卒業生の制服などを無償で学校側が提供してくれる』
「途中から新調するのは財政的にも難しい」と考えるママは、リサイクルショップを利用すると教えてくれました。なかには学校によって「リサイクルのシステムがある」とのコメントも。ママたちが教えてくれた制服のリサイクルは、学校や地域で取り組んでいるところもあるようです。お子さんが通う学校にそのような取り組みがあるかどうか、調べておくといいかもしれませんね。
どのくらい背が伸びるかわからないけれど、相談するならこの人!
制服を作るときに相談する相手は、やはり経験者がよさそうです。経験者となれば「この人が1番いい相談相手」とママたちが勧める人がいます。
『毎年何百人もの制服を作っているのだから、店員さんに相談するのがいいと思う。親の身長を伝えて本人を見たら、サイズのアドバイスをしてくれるよ。うちの子はお店の人のアドバイスに沿って注文し、裾出しだけで買い換えずに済んだよ』
『採寸の人はきちんとアドバイスしてくれたよ。成長は人それぞれだからね』
『採寸のときに店員さんが「これくらい大きくなるかな」って予測して試着させてくれたよ』
たしかに店員さんは、毎年何人もの新入生の制服選びをサポートしてくれています。小学生のお子さんが中学卒業までにどのくらい成長するか、現段階ではわかりません。しかし制服選びの経験が豊富な店員さんであれば、お子さんにとって的確な制服のサイズを見極めてくれそうですね。
学校生活が楽しくスタートできるように
わが子が中学校の3年間でどのくらい身長が伸びるか、ママであってもピタリと言い当てるのは難しいでしょう。制服を採寸するときに「どのくらいのサイズがいいか」よく考え、お子さんが予想以上に大きくなったときには「立派に成長したね」と成長を喜んであげたいものです。もしもに備えて2着目の制服についても考えておくのも手かもしれません。お子さんが楽しく学校生活をスタートできるよう、制服を準備できるといいですね。
文・間宮陽子 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko
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