「おしっこ上手にできたね!」公衆トイレで子どもから褒められたママの恥 #産後カルタ
オムツから卒業させる「トイレトレーニング」、通称・トイレトレ/トイトレ。子どもがいると、ほぼ必ず通る道ですよね。子どもによってはなかなか思うように進まないこともありますし、拍子抜けするくらいスムーズに卒業することもあります。ママもおもらしをしないでトイレに行けるように、いろいろな策を練っているはず。その作戦の1つが「褒める」ことではないでしょうか。子どもがトイレでおしっこができたら、「すごいね」「えらいね」など、子どもを少々オーバーに褒めてその気にさせ、成功体験を重ねていくのです。
ママが良かれと思っていた「褒める作戦」。思わぬところで子どもに使われてしまうこともあるようです。
子どもがトイレでおしっこができたことを褒めるのは、子どもに自信を持ってもらうことが目的の1つです。そのためママは、トイレが成功する度に子どもを褒めまくります。そしてこのお子さんは、トイレでおしっこができたときにママから褒められて、とても嬉しかったのでしょうね。だからこそママにも喜んでほしいと思って、子どもは精一杯褒めてくれたのですよね。その悪気のない、純粋で大きな声は、トイレ中に響き渡り……。
ママからすればかなり恥ずかしい、穴があったら入りたい、そんな気持ちになってしまったようです。
『トイレトレーニングの集大成。「トイレでおしっこ、うんち完璧だね! お利口さんっ!」それはもう褒めてあげました。 子は親の鏡ですからね。親の言うこと、しっかり学んでいます。「おかーさん、おしっこいっぱい出たね! えらいえらい! うんちもでるかな? おならもしちゃおう!!」そうですね、私が言っていましたよね、そりゃそうなりますよね、わかります! でもね。お母さんは恥ずかしいよおぉ! 外出先のトイレでは言わないで〜! お隣さん聞かないで〜!(恥) (産後カルタ 作者のコメントより引用)』
そんなママの経験が、産後カルタになりました。
上記のカルタは、ママスタセレクトの公式インスタグラム「産後カルタ」で公開中です。
今までママが子どもに対して言っていたことですから、「そんなこと言わないで」などと、否定できませんね。思わずトイレの水を流して子どもの声をかき消したい、そんな衝動に駆られるのではないでしょうか。ママからすれば本当に恥ずかしいことですが、ここはぐっと我慢するしかありませんよね。
子どもから褒められたと思えば嬉しいのですが、「今じゃないよね」、そんな気持ちになります。でも子どもが一生懸命褒めてくれているので、それを素直に受け止めるママ。当人にとっては恥ずかしいけれど、周りの人はきっと温かい気持ちになっているはずです。
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