【後編】「仕事を辞めて義母に付き添ってくれ」義父が倒れて意識不明の事態。夫が私に言った驚きの言葉
前回からの続き。「同居はなし」という夫からの言葉で解決に向かうはずが……。
どうやら義両親はお金に余裕がなかった様子。義母のためにサービスを頼むにしても、とりあえず子どもに貯めてあるお金からもろもろの費用を払う、とのこと。
私「……お義母さん、そんなに金銭的に余裕がないの? お義兄さんも?」
正直驚きました。お金に困っていることは知らなかったのです。
夫「母さんは俺と兄さんをしっかり育ててくれた! だから金がないんだ!」
夫「兄さんだってずっと独身で母さんの面倒を見てくれた! 今は俺がしっかりしないと。俺の足を引っ張るなら離婚でいい!」
やたらと夫が「1人がやらなきゃ!」「俺がやる!」と張り切っているように感じました。義母や義兄に頼られたことが嬉しいのでしょうか? 私だって今の生活に大きく響かない程度なら、義父母を助ける心づもりはありました。けれど子どものための貯金を使うだなんて……。
弁護士さんに相談に行って、養育費の平均と財産分与の件などを教えてもらい、夫と改めて話をしました。
夫「ごめん! 父があんなことになって、母も落ち込んで、お前たちのことを考える余裕がなかったんだ。本当に離婚がしたいわけじゃないんだ」
夫「でも、どうにかして母を助けたい!」
私「いいえ、離婚よ。私は毎日ずっと面倒を見られないし子どもの将来にかかわるお金を簡単に使うことはできない。お義母さんたちだけのために私は日々頑張って働いて、節約していたわけではないのよ!」
夫「じゃあもういい、お金も全額負担はしないしお前に面倒を見てくれなんて絶対に言わない! だから離婚は考え直してくれ!」
…………いったん離婚を見送り冷静に夫婦で話し合うことにしました。夫と分担して多少の援助や食事や掃除の手伝いなどはするつもりではいます。けれど、次に義母の同居や、多額な金銭援助の話がでたら、行動に移したいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・秋澄乃