<嫌いな義両親の介護>親を亡くした私に「介護を頼めるから良かった」無神経すぎ……【第1話まんが】
私は25歳のときに、5つ年上の男性と結婚しました。当時、私の父はすでに亡くなっていて、母は闘病中。できれば母が生きているうちに結婚して、安心させてあげたいという思いがありました。実際、結婚式に出席した母はとても喜んでいて、私も「これでひとつ親孝行ができた」と胸をなでおろしたものです。しかしその半年後、母は帰らぬ人となってしまいました。私は妊娠中でしたが、お葬式の段取りや親戚への対応など大忙し。ひとり娘だったため、すべて自分でやりました。同じ市内に住んでいるにもかかわらず、夫の両親はお通夜にも葬式にも参列しませんでした。それどころか後日……。
義両親とは家が近いため、しょっちゅう呼び出されました。でもいつも私の分だけ、食事の用意がされていません。義母からのあからさまな嫌がらせでしたが、義父も夫も見て見ぬふり。もう私には帰れる実家がありません。もうすぐ子どもも生まれます。ただただ耐えるしかありませんでした。
そして月日は流れ。結婚して20年以上が経ち……。感染症が流行し始めたこともあり、私が義実家に行くことも減って、たまに夫が顔を出す程度になりました。そんななか義父に認知症の症状が見られ始めたのです。外出先で帰り道がわからなくなって警察に保護され、慌てて夫が迎えに行ったことで発覚しました。さらに夫によれば義母も持病が悪化して、身体の自由がきかなくなってきたというではないですか。
どうせ最初から私に押し付けるつもりだったのでしょう。結婚以来ずっと、旦那も義姉も、義両親同じく私を見下している感がありました。
今まで優しくしてくれた義両親なら、介護する気持ちにもなったでしょう。しかし私には、そんな思い出はありません。たしかに現状を見れば、私がするしかないのでしょうが……。諦めて受け入れるしかないのでしょうか。こんな状況、皆さんならどうしますか?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・Ponko 編集・秋澄乃