大好きなあの料理、食べたい気持ちはあるのに食べられない……。これが老いるということなのね
年齢を重ねていくと肌が衰えたり、体形が崩れたりということに悩むのだろうなと、若いころは思っていましたよね。実際に年齢を重ねていくと、まさかの「食べる」ということさえ、目を背けられないくらいの体の衰えを感じる瞬間があります。若い頃は大好きだったものが食べられなくなるのは、なかなか辛いこと……。
みなさんが「これが食べられなくなったなんて、老いたな」と感じた食べ物はなんでしょうか。人それぞれではありますが、だいたい同じようなメニューで、「あれ？」と感じるもののようです。
揚げ物と脂ののった食べ物に、体がついていかない
若い頃は、もりもり食べられたのになぁと思うのが、揚げ物、もしくは脂っけのあるメニュー。揚げなくていいし、霜降り肉でなくてもいいと思うこともあるでしょう。ただ逆に、年齢を重ねるとそんなに高い肉を食べなくてもいい、なので安上がりになるというメリットはありますね。
『揚げ物。食べたい気持ちに体がついていけない』
『霜降り肉は1枚でいいかな』
『豚肉の大葉チーズ巻きしたら1本でKO』
『大トロ、霜降り肉、カルビ……。年々、安上がりになっていく』
『カツはロースよりヒレです』
『オリーブオイルとニンニクの組み合わせもダメになってきたかも』
『とんかつ、からあげが大好きだったのに、今は作るのもきつい』
子どもに付き合って食べた後に気づく限界
子どもが好きな食べ物は、一緒に食べたいけれど……。どんどん食べられなくなってくるメニューもあります。またもや揚げ物が挙げられました。
『ドーナツ』
『某フライドチキンの一番大きい部位のところ。昔はあれに当たるとラッキー！ と思ったが今はあれはキツイ。食べるけど。そして後悔』
『ファーストフードがダメになった。胸焼けするし、ポテトなんか食べたら24時間以上お腹空かない……』
『まるごとバナナを1つ食べられなくなった。半分で限界』
食べ物で歳を感じた後のさらなる影響
おいしいはずの組み合わせも、歳を取ると凶器になりえるのです。体に出る影響がすごい！
『ニンニクがメチャクチャきいた料理。次の日胃痛がする』
『インスタントラーメン。胃もたれはしないけれど、美味しいと思わなくなった』
『全体的にすべて量が食べられなくなった。なのに、痩せるわけじゃない。なんでよ……』
『食べられないものがどんどん増えていくのに、体重は増える。悲しい』
この記事を読んで、「わかる、わかる～！」と感じた人。若いつもりでいても、脂っぽいもので胃もたれを感じ始めたら、ヘルシーな食生活に切り替えることを考えないといけないのかもしれません。それにしても、食べたいものに体が追い付かないとは、なかなかさみしいものです……。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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