ママ友の子は育てやすそうなのに、うちの子は……。羨むママにたくさんの喝と励ましの言葉!
子どもの成長を見ていると、ついついまわりと比べてしまうこともありますよね。「どうしてそんなに聞き分けがいいの?」「え、もうひらがながかけるの?」など他の子の方が優秀に見えると、つい「……それに比べてうちの子は」とガッカリしたり焦ったりしてしまうこともあるでしょう。
もしかしたら私の育児が悪いの? と不安になってしまうこともあるのかもしれません。今回相談をしてくれたママさんは、ママ友の子どもと比べて自分の子どもが“育てにくい”と感じているようです。
『長いこと不妊治療して、やっと一人産んだらかんしゃく持ちでめちゃくちゃ育てにくい。義母にも「やっぱり不妊治療して作った子だからかしら」とか言われるほど。もう本当に疲れた。それなのに、一番仲のいいママ友の子は同じ3歳なのに聞き分けがよくてひらがなもたくさん読めるし、絵本もすぐ覚える。公園でも「ママ~!」って甘えて可愛い。私だって一生懸命育てている。もう疲れたよ』
幼い子を持つママのなかには、わが子のかんしゃくで悩むママも少なくないのではないでしょうか。相談者さんはママ友の子どもたちの様子を見て、自分の子どもとの差を感じてしまったようです。
子どもをまわりと比べるのはNG!
この相談に対して、相談者さんには同情と喝を入れる声が集まりました。
『私にもかんしゃく持ちの子がいます。実家の親に「こんな育てにくい子初めて!」と言われ、面倒を見ることは拒否されてしまいました。けれどまわりと比べてはダメだよ』
たしかに子どものお世話はとても大変です。聞き分けがなく奇声をあげる子どもにイライラしてしまうこともあるでしょう。それが日常的なのであれば、ママが大きなストレスを抱えるのもうなずけますよね。ただ子どもの性格や成長をまわりと比べても、余計にストレスが溜まってしまうだけ。「自分の子は自分の子、よその子はよその子」とまわりと比べることなく自分の子どもの成長を見守ったほうが、他の子と比べてイライラするよりもはるかに有意義ではないでしょうか。
今後もずっとそうとは限らない!
また「今後もずっとそうとは限らない!」という体験談も寄せられています。
『姉の子が赤ちゃんのときから育てにくかった。好奇心旺盛で元気。常に走り回っていたよ。大人になった今はコミュニケーション能力もあって社会人としても頑張っている』
育てにくかった子たちが大きくなり、優しい人に育ったり、しっかり者になったり。先輩ママたちの体験談を聞くとホッとしますね。
2歳児~3歳児の発達
東京都教育委員会によると、2歳~2歳半頃の発達における「人とのかかわり」については、このように記載されています。
『自分本位の行動が目立ち、思い通りにならないときはかんしゃくを起こしたり頑固な行動をとったりする』
つまり3歳児であれば、思い通りにならないときにかんしゃくを起こすのは発達の延長段階ということもできます。ママが手を焼くことには変わりないかもしれませんが、「今、成長の途中なんだ」と知るだけでも気持ちが和らぐかもしれません。
すべての親に悩みがある、良い所だけ見るのはやめよう
『上の子がかんしゃく持ちで育てにくかった。下の子は親の言うこときくし大人しい子だけれど、どちらも悩みはあるよ』
ママ友さんにはママ友さんなりの悩みがきっとあるはず。良い面だけを見ようとすれば、誰もが「羨む対象」になってしまいます。どのようなことであってもマイナス面ばかりを気にするのでなく、良いところや誇れるところを探して自分にも子どもにも自信を付けてあげてくださいね。
文・物江窓香 編集・塚田萌
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