私は専業主婦です。7歳と4歳の子どもがいます。愛する旦那と子どもたちのために、家事と育児に勤しむ毎日はとても幸せで、この日々に感謝しています。

……でも、本当は仕事を続けていたかったという気持ちがずっと胸の中にあります。

こうして私は一人目の妊娠を機に仕事を辞め、専業主婦として家事と育児に専念してきました。あのときの決断に後悔はありませんし、家族を一生懸命に養ってくれている旦那に感謝を忘れた日はありません。 毎日が慌ただしく過ぎ去っていくなかで、下の子も産まれ、ますます「仕事復帰」のことは忘れていました。

ときが経ち、下の子が幼稚園に入るタイミングで、前職の先輩から声をかけてもらいました。

私が仕事復帰に向けて希望に満ち溢れていたので、旦那はしぶしぶ了承してくれました……が、最後に一言……。

このご時世、先輩からの仕事復帰のお誘いは有難いお話でした。パート勤務ですが、下の子は預かり保育に入れ、上の子の帰宅時間には間に合いそうな時間帯で働くことにしました。

旦那が放った「無理」の一言……。そのときの私は、ただただ念願の仕事復帰に浮かれ気分だったので、その意味をたいして理解していませんでした。

脚本・渡辺多絵　作画・チル　編集・横内みか

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