「断れない」「きゅうりをあげる」カッパの親子が訪ねてきたら……?の回答が秀逸だった
妖怪であるのか、未確認生物であるのか、はたまた人々が想像の上で作られた架空の生き物なのか……。その「本当の姿」は未だに明確になっていない「カッパ」。それでも「カッパ」というキャラクターは、多くの人に認知されている存在ですよね。そんなある日、カッパの親子が突然あなたの家を訪ねてきたとしたら……? ママスタコミュニティに、こんな興味深い投稿がありました。
『突然、カッパ親子が家を訪ねて来たらどうする? 「今晩だけ、泊めてもらえんでしょうか……。子どもたちがお腹ペコペコで……」って。カッパだからコケだらけで汚れてるけど、どうする?』
玄関を開けたら空腹でたたずんでいるカッパ親子。その様子はとても困っています。さぁ、あなたはどうしますか?
泊める?帰す?
『「ダメですよね? いきなり無理ですよね? こんなドロドロですし……。大丈夫です、断られるのは慣れてますから」的な遠慮深いアプローチされたら断れない』
遠慮がちなカッパの親子に最初は驚きつつも、放っておけないママたちです。
『コケは近所の川でキレイに洗ってきてもらう。その後、我が家でシャワーしてもらうかな』
『とりあえず外のホースで身体を洗ってもらって、その間にプール出してきゅうりを準備しとくかな』
『お風呂が詰まったら困るから、外のビニールプールで身体を綺麗にしてもらう』
『親子かぁ。親子は可哀想だもんなー。とりあえず「外の水道で洗っても大丈夫?」って聞く。水道で洗えるなら洗ってもらって、外でもいいなら泊まっていいよって言う』
入れてあげたいけれど、やっぱりどうしても家に入れるのは抵抗があるというママたちのコメントに、リアリティを感じますね(笑)。きっとカッパも水がないと寝づらいのかもしれません。
『「子どもたちが」ってことは、何体のカッパなんだ? 4~5カッパ来られたら泊めるのは無理だから、きゅうりを渡して帰ってもらう』
全員がきゅうりを手にして、帰路につく姿が切なくもあります……。
『布団が汚れたら嫌だから、サラに水かけてあげてきゅうりを持たせて近くの川へ案内するかなー』
『新生児がいるから……。菌とか持ってそうだし無理だ。ごめん』
『みんな本当に泊めてあげるの? 私、申し訳ないけど無理だわ。ドア開けないと思う。ごめんなさい』
カッパ親子とのやり取りを、真剣に考えてくださって、ありがとうございます!
食事はやっぱり……「きゅうり」でいい?
『お風呂に入れて泊めてあげる。ちょうど午前中にきゅうり沢山買ってきたとこ!』
温かいお風呂とお布団にたくさんのきゅうり。至れり尽くせりですね。
『助かる! なんでかって言うと、家庭菜園で作ったきゅうりが消費しきれないでいるから(笑)』
カッパも大喜びで、互いにウィンウィンですね。きっと近いうちにまた来るかも……。
『カッパ巻、喜びそう! 自分たちの名前がついてるって』
是非、作ってあげてください!
『きゅうりが一本だけあるから、子どもにあげて、親にはキウイで我慢してもらう』
文字は似ているけれど、味が……ね。
『「今年きゅうり高いからゴーヤでいい?」っていう』
形は似ているけれど、やっぱり味が……ね。
『「きゅうりは、昆布の漬け物になってるけど大丈夫?」って聞いて渡す』
「できれば……生でお願いします……」と控えめに言ってきそうです。
『きゅうりは高いから、豆苗で交渉。帰りに雨がっぱあげる。「コレ着てたら、苔つきにくいから……」』
「何から何まですみません……。でもやっぱりきゅうりでお願いします」と控えめに言ってきそうですね(笑)。
他にもこんな対応を……
『カッパがキャラクターになっている回転寿司に行って、カッパ巻きを一緒に食べる』
親カッパの、新たなる就職先が見つかりそうです。
『とりあえず体を洗ってキレイにしようか! 終わったら料理を盛り付けるからお皿を貸してね』
頭の皿をとったら、どうなってしまうのでしょう……。
『きゅうりを飾り切りして戸惑わせる』
変わり果てたきゅりの姿に、カッパ大混乱!
『死んだじいちゃんがこの世に舞い戻ってきたのかと思って、もてなすよ』
いや、「じいちゃん」じゃなくて本物の「カッパ」ですから。
『あのCMのお酒を飲ませて、接待する。おつまみは、もろきゅうで』
もちろんBGMは懐かしのCMソングで。
『その節は……ってお礼に来てくれるのを期待して、当然泊めるしめっちゃ尽くす』
カッパの恩返し……。でも欲が深いとロクな結末にならないかも。
『旦那の親族だから泊めてあげるよ』
だから、似ているかもしれないけれど……人間じゃなくてカッパです!
『外の水道でとりあえず洗って苔を落とす。きゅうりをあげる。写真撮ってSNSにあげる(笑)』
SNS大炎上、間違いなさそうです。
『うちにはすでに旦那というカッパが生息してるから、ご飯も用意できるし、1日くらいなら泊めてあげる』
だから、相当似ているのかもしれないけど「カッパ」ですから!
『薄毛旦那の不倫相手とその子どもかとびっくりする』
不倫相手も薄毛なの……?
カッパに会ったら聞きたい! そこんとこ、どうなの?
『寝る場所は布団でいいのかしら? 水張った風呂がいい?』
できれば水風呂が有難いです……。
『日本語伝わるかな?』
まず、そこが一番大事!
『無駄な質問だとは思いつつ「人間襲わないよね?」って確認する』
「襲いません」と、口だけならいくらでも言えるハズです……。
『カッパあるあるできゅうりが好きとか皿が乾くと死んじゃうとか質問して「一番好きなのはとんかつっす」「皿は濡れたら逆に拭くっす」とかレアな情報を聞き出して楽しい夜を過ごす』
今、はじめて明かされるカッパの生態……。
『魚拓をとらせてもらえるか聞く』
家宝にします。
ママたちの想像力の豊かさに感心させられた今回のトピックでした。カッパの親子が本当に訪れたら、楽しいんだろうな~なんて思わず想像してしまったママたちですが、一方の子どもたちはというと……
『小6の娘に聞いたら「無理! 絶対襲われる!」って言って説得してもダメだった。子どもながらに優しいセリフ、期待したんだけどな。きゅうりもあげないんだって』
何とも、子どもの方がシビアな考え方をしているようですね。
『見た目が可愛かったら泊める。怖いカッパならムリ』
確かに……。
こんなカッパが来たら、まずドアを開けるのもためらってしまいますよね(笑)。カッパのビジュアルによって、対応の仕方が変わってくる……という結論が一番しっくりくる投稿でした。
文・渡辺多絵 編集・しのむ
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