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<夫が家計チェック>”私のお金の使い道”を常に監視。専業主婦なら我慢すべきですか?【後編まんが】

前回からの続き。3年くらい前の話です。私は夫と2人の子どもをもつ専業主婦。夫はお金の使い道のチェックが厳しく、だんだんとストレスを感じるように。ある日、子どもが体調を崩して入院したのです。夫は、わが子の心配よりもお金を出し渋りました。私だけならまだしも、子どものためのお金を満足に使えないなんて絶対におかしい!
私は子どもが回復したあと、何か今の状況を変えるアドバイスをもらえないかと相談窓口を頼ることにしました。
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私は相談に乗ってくれた方からまず「よくここまで我慢して頑張りましたね」と慰められました。
長期にわたって厳しく制限されていた生活に、私はすっかり麻痺していたみたいです。
自分が思ってた以上に、わが家の状況は良くないものであると第三者の視点で説明され、目が覚めたと同時に「自分が至らないわけではなかった」「相談して恥ずかしい内容ではなかった」とわかりホッとして泣いてしまいました。

それから改めて、夫と向き合い問題を話し合うことにしました。しかし……。

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何を言っても二言目には「俺の母さんは親父にそんな文句一言も言ってなかったんだ!!」という言葉……。
離婚になったときに有利になるようしっかり録音をしながら、夫の理解を得るのは難しいのだと痛感していました。

夫の実家は典型的な亭主関白の家庭で、好き放題する義父とそんな義父に文句ひとつ言わず尽くす義母。それを見て夫は育ちました。
どうやら、そんな環境で育った夫にとっては義実家の感覚が絶対であり、自分も結婚したら同じようにふるまえると思い込んでいたようです。
時代の変化もある中で、それは違う。変えていくべき部分であると説明しようとしても「実家はおかしくない! バカにするな!!」と聞く耳を持ってはくれませんでした。
「俺は何も変えない! 俺についてこないのなら離婚だ!!」と啖呵を切られてしまいました。私はもう夫と歩み寄ることは不可能なのだと悟りました。

その後、私は実家へ相談して協力してもらいながら離婚の準備を始めました。「どうしてそこまでになるほど我慢していたんだ!」と父に叱られ、母に泣かれたときには、やっぱり涙が出てしまいました。
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言い出してしまったプライドからなのか。夫は離婚協議にはすんなり応じ、間もなく届けを出すことができました。
ただ、離婚届に判を押すときに夫は「子どものころはずっと我慢してたんだ。それが当たり前と思っていたのになぜ……」とつぶやいていました。

……夫も心のどこかでは自分の実家がおかしいことには気が付いていたのかもしれません。

原案・ママスタコミュニティ 作画・Ponko
【つぎ】の記事:<野球少年、父の圧>選手としての過剰な期待「息子を特待生にして」コーチを詰める夫【第1話まんが】

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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