恐るべし男子高校生の食欲!「弁当作り」に追われる母たちの強い味方とは?
高校生を持つママたちの悩みの種、そのひとつが「毎日の弁当作り」ではないでしょうか。給食がなんとありがたかったことか……。特に食べ盛りの男子高校生の場合、食べる量もハンパない! ママスタコミュニティには、こんな悩みが寄せられました。
『息子が高校生です。昼に弁当を食べて、部活前にパンとか買うけどそれじゃ足りないって。だから夕方にまた弁当とパンを食べて、さらに帰りにパンを食べたいと言ってきました。周りの子たちも弁当を2つ持ってきてるみたい。考えただけですごい憂鬱なんですが、どうしたら手抜きできますか?』
新・高校1年生の息子を持つ筆者にとっても他人事ではありません。たしかに朝学習や部活の朝練のため早朝から出かけていく高校生の胃袋が、弁当ひとつで終日もつとは思えません……。
では高校生の男の子たちは、実際どのくらいの量を食べているのでしょうか。ママたちに男子高生の胃袋事情を聞いてみましょう。
弁当ひとつじゃ足りない!?
『我が家の息子は、弁当1キロとおにぎり3個、パン1個、普通に食べてきます』
『弁当1.5Lと、おにぎりを4つ持たせてる。お弁当箱は2つで、それぞれおかずとご飯が入っていて昼に食べている。おにぎりは朝練後と3時間目後で食べ終わるらしい。それでも足りなくて、帰りは買い食いしてるっぽい。朝5時に起きて弁当作りしてるので、たくさん持たせても傷みが怖いからこれぐらいの量にしている』
『うちもお弁当2つとサンドイッチを持って行くよ。唐揚げ、カツ煮、ハンバーグ、ナポリタン、牛丼、焼きそば、焼うどん、爆弾おにぎり(ソフトボールくらい)。面倒なときは間食用にホットドックなどを持たせている』
いったい毎月の食費はいくらになるんでしょうか……。米代を考えただけでも恐ろしくなります。しかも手間をかければかけるほど、ママたちは早く起きなければいけませんので、いかに楽して子どものお腹を満たすかが大命題です。男子高校生の場合はボリュームを最優先すると喜ぶようなので、彩りや見た目より食べ応えがあればOKなのではないでしょう。ママたちは多少手を抜きつつもボリュームを重視するというように、割り切って対応しているみたいですね。
男子高校生も大喜び、豪快なお弁当「のっけ丼」!
『うちは朝練で早いから3食分持って行くけど、ひとつはタッパーに白飯詰めて、塩鮭や唐揚げや目玉焼きとドンと乗せただけでOKと言われた。ふりかけを付けたら大喜び。男子弁当はみんな豪快みたいだよ』
『とりあえず肉と米』
メインをドンッと豪快にご飯にのせた「のっけ丼」と呼ばれる弁当も人気のようです。複数の弁当を作るのであれば、ひとつくらいは「思いっきり手抜き弁当」と割り切ってしまうと気が楽になるかもしれません。お米にお肉をのっけて、ふりかけを付ける……それだけで喜んでくれるのなら、ママたちも毎日悩まなくてすみそうです。
男子高校生にも大人気の「おにぎり」。中の具も豪快だった!
弁当にプラスして、多くのママたちが持たせているのが「おにぎり」。作るママとしてもお子さんの要望に合せて大きさを調整することができ、食べる子どもたちも片手でサッと食べられるので人気のよう。しかし子どもが小さい頃に作っていたおにぎりとはずいぶん様相が違うようで……。
『爆弾おにぎり。おにぎりの中におかずをぶっ込んで握って海苔で巻く。唐揚げおにぎりとか、カレーおにぎりとか、がっつり系にする』
『焼き鳥の缶詰や冷凍焼売、冷凍の牛カルビマヨネーズを、そのままおにぎりの具にしてるよ』
ここでも、とにかくボリューム! これだけの具が入るとなると、おにぎり自体かなりの大きさになると思われます。さらにひと手間かけているママたちの技も紹介しましょう。
『でっかいオニギリだから、白米だと結構塩をしないといけない。面倒だったから混ぜ込みのワカメとかにしてた。お米は混ぜ込み系にして具を唐揚げとかお肉にしていましたー!』
『冷凍食品は一度レンチンした方がおいしいです。ちょっと味を付けたら、さらにおいしいですよ。唐揚げなら少し甘めのめんつゆを付けたり、マヨネーズを絡めたりしていました。冷凍のシュウマイや餃子、前日の残りの酢豚、すき焼き、肉じゃがをおにぎりの具にしても評判がよかったです』
ここまでくると、おにぎりというよりは「にぎられたお弁当」ですね。いかに簡単においしく息子たちの胃袋を満たすか、ママたちの奮闘ぶりが伝わってきます。中身が手作りかどうかよりも、母親が自分のために用意してくれたこと自体が子どもにとっては嬉しいのではないでしょうか。
今は大変……だけど食べてもらえる幸せを忘れないで!
『弁当作りがあって羨ましい。幸せな憂鬱だよ。我が家も以前はそうだったのに、今じゃ外食ばっかり。バイトでまかないあるし、夜ごはんすら食べないことが多いわ』
弁当作り期間を終了したママから、手作りごはんを食べてもらえない寂しさを伝えるコメントがありました。一緒に暮らしていても、子どもが大きくなると一緒に食卓を囲むことが減ってしまうこともあるようですね。もし子どもが大学進学や就職で家を出てしまったら、母の手作り料理を食べさせられる機会は年に数回になるかもしれません。そう考えると、毎日お弁当を食べてもらえる日々は大変だけどとても愛おしく思えてきませんか? 上手に手抜きしながら、食のコミュニケーションを大切にしていきたいですね。
文・千永美 編集・荻野実紀子
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