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<離婚で後悔>【後編】離婚から半年経って、「子どもから父親を奪ったのでは」と不安になってきた……

前回からの続き。元旦那さんからのモラルハラスメントが原因で離婚をして、お子さんとののびのびとした生活を取り戻した投稿者さん。しかし離婚から半年が経ち、「子どもから父親を奪ってしまったのでは……」と離婚を後悔する瞬間があると語ってくれました。
「離婚をして正解!」との声がかけられるなか、「どうして投稿者さんが悩まないといけないの?」との優しい疑問も投げかけられました。
離婚から半年経って、「子どもから父親を奪ったのでは」と不安になってきた……ママたちから届いた言葉たち

負い目を感じるべきは、投稿者さんではない!

ママたちが「負い目を感じるべき人は……」と指摘したのは?

『家族を壊したのも子どもたちから父親をなくしたのも、元旦那自身でしょ? なぜ投稿者さんが負い目を感じるわけ? モラハラ旦那なんて、子どもたちの心の成長にもよくないよ』

『家庭を壊したのは元旦那じゃない? 今ちょうどいい関係を保てているならそれがベストだと思うよ』

「離婚によって家庭を壊してしまった」と自責の念に駆られる投稿者さんですが、「家庭を壊したのは、モラルハラスメントによって家族を傷つけた元旦那さんのはず」とのコメントが寄せられました。離婚を決意したのは投稿者さんかもしれませんが、その原因を作ったのは元旦那さんでしょう。投稿者さんが自分を責める必要はないように思えますね。

投稿者さんは子どもたちにとって救世主!

『大丈夫。あなたの決断は間違っていない。お子さんたちを守ってあげられたよ。自分のことも大切にしてね。これでよかったんだよ!』

『いい歳して子どもまでできても、感情のコントロールすらできない人はただの猛獣。子どもをそんな猛獣と一緒にいさせていいわけがない』

『モラルハラスメントをするならいらないでしょ! 私も離婚したけれど、子どもたちものびのびしているよ! 投稿者さんのところもそうじゃない?』

『家族を壊したわけでも、父親を奪ったわけでもないよね。投稿者さんは子どもを守っただけ。元旦那さんが父親の役割を放棄していたんだからしょうがない。もう少し耐えていたら、きっと投稿者さんは体調がおかしくなっていたと思うよ。限界だったから離婚したんでしょ? 「離婚してよかった」とあなたもお子さんたちも思えるように頑張ってね。これからどう生きていくか、それによって離婚の意味が決まるんだよ。頑張れ、投稿者さん!』

投稿者さんの「離婚」という決断は、家庭を壊したわけでもお子さんたちから父親を奪ったわけでもなく、むしろお子さんたちを守る行為だったと称賛するママたちもいました。子どもに対して威圧的な態度ばかりをとる父親が、子どもの心の成長にいい影響を与えるとは考えづらいでしょう。元旦那さんとの離婚をした投稿者さんは、お子さんたちにとって救世主だと言っても過言ではないかもしれませんね。

振り返らないで!前だけを見て進もう

『自分の決めた道が正しいと信じて進んでいくべきだよ。悩んで振り返るママじゃなくて、真っ直ぐ前を見るママの背中を見て子どもは育つと思う』

『離婚した選択は正しかったよ。子どもを2人養うために1人で働くのは大変なことだけれど、頑張って。後悔みたいな疑念は捨てて、健康一番で楽しい生活をすることだけ考えたらいい』

『大丈夫、大丈夫。過去は振り返らず、前だけ見たらいいと思うよ』

「悩む気持ちはわかるけれど、過去を振り返らずに前へ進んでいくべき」との力強いアドバイスも集まりました。子どもを連れての離婚は、自分だけではなく子どもの人生をも変えてしまう出来事ですよね。だからこそママとしては思い悩んでしまうこともあるでしょう。しかし悩んでしまいそうなときこそ振り返るのはやめて、しっかりと前を見据えて生きていくことが大切なのかもしれません。

最後に投稿者さんからもメッセージが寄せられました。

『みなさまありがとうございます。もしかしたら批判されるのでは……と思っていました。「前を向いて!」そのとおりですね。くよくよしたってなんともならない。子どもたちと過ごせて体調もよく、仕事も自由にできる今が幸せ。くよくよせずに楽しく生きます!』

「批判されると思っていた」と話す投稿者さんですが、ママたちからの温かいアドバイスやエールによって前向きになれたようですね。お子さんと楽しく過ごせて、お仕事も自由にできる日々。これこそ離婚を決意したからこそ勝ち得た日常なのでしょう。「今が幸せ」と話せる投稿者さんならば、もう過去を振り返る必要はないのではないでしょうか。

「やっぱり違う道を選んでいればよかったかも……」と思い悩んでしまうのは、人生にはつきものかもしれません。しかしどんなに願っても時間を巻き戻すことはできません。そんなときこそ「自分にないもの」を考えるのではなく「今、手のなかにあるもの」に目を向けて生きていきたいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・んぎまむ

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