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ふたたび、笑顔で会える日まで……【後編】 #いま自分にできることを

お隣さんの家に都会から子どもたちがきたと聞いた。
その言葉を聞いた途端、嫌な気持ちが沸きあがってしまい、私は思わずイヤそうな顔をしてしまった……。もし都会から来た子どもたちがウイルスに感染していたら……? 考えただけで恐ろしくなりました。昨日までテレビのなかのできごとだと思っていたのに、それがすぐ隣に……。2週間家を出ないなんて言ってるけど、子どもなんてすぐに飽きて出たい出たいって騒ぐでしょ? 万が一ウチの家族に感染したら……? これが原因でウチの地方でウィルスが爆発的に流行りはじめたら……? 考えるとどんどん怖くなってきてしまいました。あぁ……嫌だなぁ……なんでそんな子どもたちを受け入れたんだろう……。周りの迷惑とか考えないのかな。自分たちの都合ばっかりなんだな。スーパーでお隣さんに会ってからモヤモヤが晴れません。

翌朝、ポストに新聞を取りに行くと、お隣に誰かがきたようです。
チラッと見て見ると、おそらく子どもの母親らしき人が車の中でひとりで肩を震わせて泣いていました。

あのお母さんは、いったいどんな気持ちなんだろう……。こんなに人に迷惑をかけて……。
モヤモヤが止まらず、家に入りすぐに主人に”一連の経緯”を話しました。
後編01

後編02
すると牛乳が目に留まります。そういえば横井さん、牛乳見て考えていたな……。確かに牛乳は2週間もたないかもしれないな……。

後編03
正直、まだ怖くて直接会う勇気はなく、玄関外に置いていきました。私にできることといったら、これくらいなもの。でもなんでも否定的にとらえるのでなく、いまわたしにできることを少しずつやっていこうと思います。

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

脚本・渡辺多絵 作画・イチエ

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