好きな子にちょっかいをだす小学生男子のような上司に困惑。上手なかわし方とは……
職場に苦手な人がいると、出勤するのも憂鬱になってしまいますよね。その相手が上司だったらなおのこと。それどころか「苦手でも上手に付き合わなければいけないのでは？」と悩んでしまうこともあるでしょう。ママスタコミュニティに、上司との関わり方に悩む投稿者さんから助けを求める声が届きました。
『職場で私の旦那のことを見下してくる上司がいます。適当に相槌を打ちながら流してきましたが、最近は顔を合わせるたびに旦那の話をしてくるのでストレスが溜まります。本当に腹が立つけれど、今のところ仕事も辞められないのでどうしたらいいのか……。何か打開策があれば教えて欲しいです』
投稿者さんの上司は、投稿者さんの旦那さんとは面識がないにもかかわらず、なぜか見下したようなことを言ってくるそうです。どんなことを言われているのかというと……
『あまりアクセサリーをつけないよね。旦那さんの稼ぎ少ないの？』
『旦那さんって馬鹿そう（笑）』
このような気分が悪くなってしまうようなことを、頻繁に言ってくるのだとか。なぜこんなことを言ってくるのかを上司に直接聞いたところ、「そう思っただけ」と笑いを堪えながらいう始末。ストレスが溜まってしまったと話す投稿者さんは、今後どのように上司と接すればいいのでしょうか？
嫌味な上司の撃退法！
今すぐには仕事を辞められない投稿者さん。事を荒立てず、かつ効果的に問題を解決する方法はあるのでしょうか？ ママスタコミュニティの方々が、嫌味な上司との関わり方についてさまざまな対策を練ってくれました。
まじめに対応しなくていいのでは？ 適当にあしらう
『「あっ、すみません。聞こえなかったです。もう一度お願いします」を繰り返す』
『そのままオウム返しをすればいいんじゃないかな。「稼ぎ少ないの？」と言われたら「〇〇（上司）さんこそ、稼ぎ少ないんですか？」、「馬鹿そう」と言われたら「そういう発言って馬鹿そう」とか』
聞き取れないふりやオウム返しなどはどうでしょうか？ もしかしたら嫌味な上司は、こちらの反応を見て面白がっているのかもしれません。仕事上の必要最低限な会話はいつも通りに感じよくおこない、旦那さんの話が始まったら無表情で事務的な対応をする……、というのは相手によっては効果的な方法かもしれませんね。ストレスを溜めてまで、ムリに構ってあげる必要はないでしょう。
旦那さん大好きモード発動！のろけてみる
『そんな上司イヤだね。私なら「そう感じますか？ でも旦那のこと大好きなんです」って毎回言うかな。のろけ話は聞きたくないと思うから旦那さんのことは言わなくなりそう』
『「そんなにうちの旦那のことが気になります？ 人の悪口とか一切言わないいい男ですよ」って言い返すかな』
『「そうですか～？ でも私が自分で選んだ人ですから満足しています。人の悪口を言わないところも尊敬しています！」ってポジティブな笑顔でシャットアウトする』
ムキになって否定をするのではなく、「旦那さんのことが大好き」という幸せビームで撃退してみませんか？ コメントをくれた方がいうように、人ののろけ話はあまり聞きたくないと思っている方もいるはず。「うちの旦那“は”、悪口を言わないんです」と、嫌味な上司と比較するようなワードをちょっぴり入れることもポイントかもしれませんね。
攻撃は最大の防御！？ズバリこう言うべし
『上司にオススメのアクセサリーブランドを聞いてみたら？（笑）』
アクセサリーを付けないことについて何か言われたら、オススメのブランドを聞いてみるというのも、かなり攻撃力の高いコミュニケーションになりそうですね。もしかしたら嫌味な上司も、しどろもどろになってしまうかもしれません。
『前の職場にそういう男性社員がいた。ある日「○○さん、もしかして女性にそう言われてバカにされた過去でもあるんですか」って笑いながら言い返した。顔を真っ赤にして否定していたけど、それ以来何も言われなくなった』
上司になかなか言い返せず、半年ほど我慢しているという投稿者さん。反撃の言葉を素っ気なく言うのではなく、営業スマイルをちょっと足しながら言ってみるのはどうでしょうか。事を荒立てたくないという気持ちは理解できますが、この程度の切り返しなら許容範囲かもしれませんね。
もしかしたら……投稿者さんのことが好きなのでは？
ママスタコミュニティの方たちからはこのような憶測も飛び出しました。
『その上司の人、投稿者さんのことが好きなんじゃない？ だから旦那さんに嫉妬して、見下したような発言をしてくるのかなーと思った』
『私の会社にもいる。「旦那さんの稼ぎが少ないから仕事に出てんのー？」とか言ってきて。そうしたら私に対して好意があるんだって言われたよ』
自身の経験をもとに、「嫌味な上司は投稿者さんのことが好きなのでは？」という考える方もいました。「まさか……」とは思いますが、好きな子をからかってしまう小学生男子のように、ちょっかいを出すことでしか相手の気を引けない大人もいるのかもしれません。そんな場合は、さきほどご紹介した「のろけてみる」という撃退法が大いに効くのではないでしょうか。
弁明する時間さえもったいない？割り切ることも大事
旦那さんを見下すような発言を繰り返す上司の対応に悩んでいる投稿者さん。今まで何もアクションを起こせなかったというぐらいですから、きっと穏やかで優しい女性なのでしょう。もしかしたら嫌味な上司は、投稿者さんの優しさにつけ込んでいるのかもしれませんね。
『私も同じように旦那を見下されたことがある。私は「よく言われます～。でも予想外な感じですよ。ふふふ」って言っている。弁明する必要もないし、そんなの好きに想像してくれたらよくない？』
旦那さんが馬鹿にされるとイラッとしてしまい、「うちの旦那のこと、よく知らないくせに！」と思うかもしれませんよね。根拠もなく人を見下すような発言をする人には、きっとどんな言葉も届かないような気がしませんか？ 「悩む時間はもったいない！ 旦那のいいところは妻である私がわかっていればいい」と、割り切って考えることもときには大事なのかもしれませんよ。
文・荻野実紀子 編集・櫻宮ヨウ
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