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台風で被災!旦那はいない……ママ友同士で助け合った話

暑さの残る季節に台風で被災し、停電と断水のため家から避難したときの話です。

非常に強い台風が私の住んでいる地域に直撃し、大変な被害を受けました。町は見るも無残な光景。暴風雨によって、あちこちの屋根やシャッター、ガラスが壊れて吹き飛んでいたり、自販機が倒れていたり。ビルの屋上から大きな看板が落下しているところもありました。

我が家は壊れた物はなかったものの、翌朝に停電と断水に。私はこれまで大きな被災の経験がありませんでした。この時の停電と断水も一時的なもの、きっとすぐに復旧するだろうと気楽にかまえていました。

しかし、しばらく経っても復旧する気配は全くなく……。数時間が過ぎて、お昼になると気温が上昇してきました。

台風が過ぎた後の暑さが容赦なく襲い、エアコンの効かない室内にはとても居られなくなり、私は2歳の息子を連れて車へ避難。別々よりは一緒の方が心強いからと、同じく家に居ることができずにいた友人親子とともに、日中は車中で一緒に過ごしました。
(友人の旦那さんは出張で不在でした)

小さな子を連れてホテルか、最悪は車中泊か。私たち母親2人はすごく心細い気持ちになっていました。大人だけならなんとかなることも、小さな子どもが一緒だと危機感は更に募ります。

ただ被災しただけでも大変なことでしたが、いつもと違う環境に子どもたちをさらして体調不良を起こしてしまうことになるのでは……など不安でいっぱいでした。

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もう被災していない地域まで車で走って宿を探すしかない! そう覚悟を決めかけたときでした。もう1人の仲良しのママ友が連絡をくれて、市外にある被災から免れた彼女の実家に避難しておいでと声をかけてくれたのです。ありがたい申し出に甘え、信号機が止まって大混乱で渋滞している中でしたが、なんとかご実家までたどり着き、お世話になることができました。

結局この後、2日間ライフラインは復旧せず。お店が開いていたとしても、茶やパンなど主に子どもが食べられそうなものから真っ先に品切れしていて、買い物すらできませんでした。ガソリンも品切れ。私たちの住む地域はとても暮らせる状態ではなかったので、ママ友の実家で落ち着くまでお世話になっていました。

被災して2日が経つ頃にようやく張り紙などで、公民館などの避難所の情報が入ってきましたが、エアコンのついてないところもあったようです。安全なお家に身を寄せることができたのは本当に幸運でした。

「前々からいつかはみんなでお泊まり会とかしたいねー!」なんて言っていた仲間同士。まさか、こんな形で実現することになるなんて思いもしませんでしたが。今回の被災を一緒に乗り越えたことで、より3家族の絆は深まったように感じました。私にとって、彼女たちは更になくてはならない頼もしい友人たちであり、恩人になりました。

子どもたちもこの被災という状況でもめげず、むしろ初めてのお泊り会を楽しんでくれていたのは救いでした。

文、イラスト・Ponko

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