まるで犬がかじったよう!鉛筆を噛んで壊す小学生の子どもに、ママができる対策は
子どもが小学校に入ると、ママは持っていく文房具などをそろえることでしょう。なかでも「鉛筆」を数本用意するよう指定されているという学校は多いのではないでしょうか。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは小学生のお子さんと鉛筆に関する投稿です。
『子どもが鉛筆を噛みまくっています。ちょっと噛んで鉛筆に歯の跡がついてるくらいではなく、鉛筆の半分くらい噛んでなくなってる状態です。犬がイタズラして鉛筆を噛み壊したくらいの状態です。いつもこうなります……。学校が終わって帰ってくると口の周りが真っ黒になっています。同じような子いますか?』
学校で鉛筆を噛んでしまう子どもに悩んでいる投稿者のママ。歯型がつくくらいならまだしも、ボロボロになるまで噛んで鉛筆の半分くらいがなくなっている状態なのだそう。口の周りが真っ黒になるとは、よほど激しいかじり方をしていそうですね!? ママスタコミュニティのママたちからはどんなコメントが寄せられたのでしょうか。
鉛筆を噛む子、いますか?
子どもが噛んだ鉛筆は「犬がイタズラした」ようだと聞いて、ママたちのなかには「前世は犬!?」とツッコむ人も。しかし鉛筆をかじるのはもはや、小学生にはありがちな行動なのかもしれません。「同じような子はいますか?」との投稿者のママからの問いかけに、うちの子も鉛筆を噛んでいるという回答が集まりました。
『うちの子も噛んでるよ』
『1年生の息子も噛んでる。ちなみに爪も噛んでる』
『うちの子は低学年の頃、授業が簡単すぎて暇つぶしに噛んでたそう』
『小2の息子のクラスの子で鉛筆噛みまくって常にボロボロになってる子がいるって聞いたよ。授業中ずっと鉛筆かじるから、その子だけ特別に先生の机の隣になっているって』
鉛筆をかじる子どもたちは、木の部分に歯型をつけたり、噛み砕いたりしてしまうよう。さらには味を楽しんでいる強者がいるとのコメントも! 子どもによっては鉛筆は美味しいと感じられるものなのでしょうか……。
『口の周りが真っ黒になるくらいは噛んでないけど、うちの子も噛んでるよー。芯も食べたことあるとか言ってるし。赤青鉛筆の、芯も食べたことあるみたいで赤が美味しいとか言ってた』
『息子もたまに噛んでるみたいで、旦那が「クセになるよな、美味いよな」って共感(?)してた……』
実は私も噛んでました……!ママたちからのカミングアウト続々
子どもが鉛筆を噛むと聞いて、小学生時代の懐かしい記憶を呼び起こされたママもいるようです。そういえば子どもの頃は私も噛んでた! とカミングアウトするコメントが続々と寄せられました。「硬いけど柔らかい」「食い込んでちょうどいい」などと、鉛筆の噛み心地(?)をたたえる声も。鉛筆を噛む子どもは昔から存在していたようですね。
『わたしも小学生の頃噛んでた』
『私も噛んでた。硬いけど柔らかくて、噛み心地いいんだよね~』
『私も噛んでたー。今思うと恥ずかしい。ちょっと歯が食い込んで、ちょうどいい硬さなんだよね』
『私も噛んでた(笑)。無くなるほどは噛まなかったけど。消しゴムも爪で削ってボロボロにしていた』
『私も噛んでた。今思えばストレスが理由かな』
『私も噛んでたー! まだ何も考えてない低学年のとき。逆にストレスいっぱいな中学高校生のときは噛んでなかった。ある種のクセなのかな?』
『私も噛んでた。寂しいとかそんな心理関係なしに噛み心地がよかったな。そのうちやめるよ。でも、うちの子ども達は噛まないな』
鉛筆を噛まれないために、ママたちができる対策は?
しかしいくら噛み心地が良いとはいえ、食べ物でもない鉛筆を口に入れるのはあまり好ましくないでしょう。また片っぱしからボロボロにされていたら、ママが鉛筆を何本用意しておいても足りなくなってしまいます。鉛筆をかじられるママたちはどのように対策しているのでしょうか?
噛んでもいい別のものを渡す
『噛みたいなら、噛みごたえのある食べ物でも出してあげたら?』
『赤ちゃんの歯固めで、チョコレートの形とかオシャレなのあるから、「噛むならコレを好きなだけ噛みな」って渡す』
子どもが何かを噛みたいと思っているならば、鉛筆以外の別の物を渡してはどうかというコメントがありました。例えばスルメや昆布など、噛みごたえのあるおやつでもいいかもしれません。赤ちゃんの歯固めを渡してあげるというアイデアもありました。
鉛筆にテープやゴム等を巻く
『ガムテープをいい具合に巻いて防止した』
『とりあえず鉛筆の上のほうをテープでぐるぐる巻いてみて』
『鉛筆にゴム等を巻き付けると、鉛筆がボロボロにならないと勧められました』
鉛筆をボロボロにされないためには、あらかじめテープやゴムなどを巻いておく方法があるそうです。子どもが噛み心地を気に入っているとしたら、テープやゴムを口に入れることは嫌がってやめるかもしれません。防止策として試してみる価値はありそうです。
気持ちを落ち着かせる
『うちの子も噛み砕いて鉛筆ボロボロにしていた。心配になり心理士さんに相談したら、過集中でいっぱいいっぱいになった頭を落ち着かせるための行動だそう。深呼吸をさせると落ち着くみたい』
心理士さんに相談してみたところ、子どもが鉛筆を噛むのは本人の心がいっぱいいっぱいのときだと言われたママも。その場合は深呼吸させると落ち着くと教わったそうです。もしストレス解消のために噛んでいるのであれば、ママは原因を探りできる限り取り除いてあげたいものですね。
本人が恥ずかしくなれば自然にやめるとの声も
幼い頃は鉛筆の噛み心地を楽しんでいたママたちも、さすがに今は噛むことなどないようです。子どもも年齢が上がるにつれて、自然と鉛筆を噛まなくなるものだという声もありました。低学年のときは噛んでいた子も、高学年になったらやめていたといった体験談が寄せられています。
『うちも3年生まで鉛筆と爪噛みやってた。4年生になって、他の子がやってるのを見たら恥ずかしさに気づいたらしく、すっかりしなくなった』
『高学年になったらいつのまにかやめてた』
『恥ずかしいことだと気づいて我慢してたら治ったよ』
周りを意識するような年頃になると、鉛筆を噛むのは恥ずかしい行動なのだと気づくとのこと。子ども本人が「恥ずかしい」と思えるならば、ママが手助けしてあげることでスムーズにやめられそうです。
子どもが鉛筆を噛むことに対しては、自分もしていたから懐かしいと微笑ましく感じる人もいました。子ども自身に悩んでいる様子などがなければ、あまり深刻に考えなくて良いのかもしれませんね。鉛筆にテープを巻くなど手軽な方法も挙げられていましたので、ぜひ寄せられたアドバイスを試してお子さんに合った対処法を見つけてくださいね。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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