梅雨や暑い時期のお弁当作りに!傷みにくいおすすめレシピ
夏場や冬場など、温度や湿度が高くなってくると食中毒のリスクも高くなるため、作ってから食べるまで時間が空いてしまうお弁当が心配になってしまいますよね。そこで、傷みにくいお弁当を作るポイントと簡単なおかずのレシピをご紹介! 傷みにくいお弁当のコツを知って、安全なお弁当作りをしていきましょう。
傷みにくいお弁当を作る9つのポイント
傷みにくいお弁当を作るポイントは以下の9つです。
・箸や水筒などは使用する前に消毒・殺菌をする
・おかずやごはんはしっかり冷ましてから詰める。
・濃い目の味付けにする。(塩や醤油などの調味料に殺菌効果がある)
・生野菜を入れるのを控える。
・おかずは十分に加熱調理し、中までしっかり火を通す。
・汁気を飛ばし、水分が少ないおかずにする。
・直接手で詰めずにお箸やスプーンを使って詰める。
・作り置きのものは詰める前にレンジ等で再加熱し、冷ましてから入れる。
・食べるまで時間があく場合は、涼しいところで保管し、保冷剤などを入れる。
傷みやすいごはん・おにぎりは?
6~9月は、炊き込みごはんやチャーハンなどの味つけしたごはん、また卵料理や肉料理をごはんのうえにのせるなどは傷みやすいので控えましょう。おにぎりの場合は素手で握らず、海苔は食べる直前にまくなどの工夫をしてください。
冷めても美味しい簡単なおかずは?
お弁当には冷ましたご飯やおかずを入れるのが傷ませないための基本ですが、「冷めたらまずいのではないか」と心配なママもいますよね。しかし、冷めてもおいしいレシピがちゃんとあるのでご紹介します。
ししゃもと大葉の春巻き
春巻きの皮で大葉とししゃもを巻いていくだけの簡単レシピ! 中に入れる具材を調理する必要がないのですぐに作れます。子持ちししゃもが売っていれば巻きやすいためおススメです。すぐに食べる場合は、お好みでスライスチーズも一緒に挟むとより美味しいですよ。大葉には食中毒の原因菌への殺菌効果が期待できます。
■材料
ししゃも:5匹
大葉:5枚
春巻きの皮:5枚
水溶き小麦粉:少量
サラダ油:適量
<作り方>
1.春巻きの皮の上に大葉、ししゃもを置いて巻き、水で溶いた小麦粉をつけてしっかりと閉じる。
2.フライパンに油を熱し、両面をしっかり揚げ焼きにして出来上がり。
鶏とれんこんの甘酢だれ
鶏肉とれんこんを食べやすい大きさに切って片栗粉をまぶし、蒸し焼きにしてから調味料を絡めるだけでできる、簡単レシピ。甘酸っぱいたれで夏でも食が進みます。
■材料
鶏もも肉:1枚
れんこん:150g
醤油:大2
砂糖:大2
酢:大1
片栗粉:適量
<作り方>
1.鶏肉は一口大、れんこんは1cm幅に切り、片栗粉をまぶしておく。
2.フライパンに油を多めに熱し、両面をじっくり焼いて蓋をして蒸し焼きにする。
3.混ぜた調味料を入れ、絡ませて出来上がり。
ママたちの傷みにくいお弁当対策は?
お次は、ママたちがママスタコミュニティに書き込んでくれた傷みにくいお弁当のアイデアをご紹介していきます。
『食べなくても梅干し入れるだけで腐敗しません。卵などはよく火を通してね! 』
『梅干しがダメだったらお米を炊くときに酢を少し入れるといいですよ! 炊いているときはにおいしますが、食べるときは気になりません。うちは子がまだ1才なのでこうしています!』
『うちの子は梅干しが嫌いなので、代わりにお弁当の内側をお酢を含ませたキッチンペーパーで拭いています。ご飯&おかずは冷まして詰めますし、保冷バッグに保冷剤を三つ入れていますよ。 』
『うちの場合は、全てを手作りしたい気持ちを抑えて、冷食の凍ったまま入れてOKな商品をお弁当箱内の保冷剤代わりで一つ入れて、お弁当箱の外側に凍らせた保冷剤をビニールに包んだものをあててお弁当袋に入れます。』
『トマト、レタスは微妙。卵焼きはしっかり焼いて。火をよく通して、完全に冷ましてから詰める。味付けは濃い目に。保冷バッグで。 』
ママスタコミュニティに寄せられたママたちのコメントを読むと、酢を使ったり火を良く通すというコメントが目立ちました。レタスやトマトなどの生野菜を控えているママもいますね。「傷みにくいお弁当のおかずレシピ」、ぜひ参考にしてみてくださいね!
文・編集部 編集・物江窓香
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