小学校の通学路の守護神的存在「旗振り当番」のやり方を教えて!
小学校に通う子どもたちの安全を見守る役割の「旗振り当番」。みなさんは経験したことはありますか? 雨の日も風の日も、寒い日も暑い日も、旗振り当番さんがいてくれると親子ともに安心ですよね。今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、その旗振り当番のシステムについて教えてほしいというママからの質問でした。
『小学校での旗振り当番のやりかたについて参考にさせてください』
旗振り当番のやり方をママたちに聞いて参考にしたいという投稿者さん。筆者も子どもが小学生のときに旗振り当番をやったことがあるのですが、今回の投稿を見て、筆者が知っている他にもやり方があるのかと気になりました。
旗振り当番は地域や学校によってシステムはいろいろ
『お子さんが通われている小学校の旗の渡し方や、当番のお知らせ方法などについて教えてください』
例えば旗の受け渡しだけでもいろいろあるようで、当番表を見てご近所の方同士で旗の受け渡しをするのか、指定された場所に旗が置いてあるのかなどがあげられていました。やはりお住まいのエリアや学校などで旗振り当番のシステムが異なるようですね。そこでまずはママスタコミュニティに集まったママたちの声に耳を傾けてみました。
『子ども会で順番にある』
『PTA役員の管轄だから、役員さんが作成した日程表が2カ月に1回くらい回覧でまわってくる』
『旗振り当番はないよ。 地域のボランティアの人たちがやってくれてるわ』
旗振り当番の管轄が、PTAなのか地域の子ども会なのか学校なのかというところでまず意見がわかれました。しかし大半はPTAや学校側からの協力要請で行われているという結果に。
旗振り当番制度がない地域も
ママたちが旗振り当番があると答えている中、旗振り当番の制度そのものがないという声もいくつかありました。その場合は地域の自治会に属している年配の方々や、ボランティアの方が変わって旗振りをおこなっているようです。
『4月と9月にあったけど今年度からなくなりました!』
『「年に1~2回できるときに立ってね~」みたいなプリントもらうけど誰一人やってる人を見たことがない』
『「できる人はお願いします」って感じで募集。だから、下の子がいる人や、仕事をしてる人はしていないし、やりたくない人はしなくていいし、理由も聞かれない』
旗振り当番があるかないかの他にも、任意でお願いするパターンや、廃止されたというパターンなどなかなかバラエティーに富んだ結果となりました。やってもやらなくてもいいという雰囲気であったり、旗振りそのものがなくなったりするというのは、なぜそうなったのかも気になるところです。
旗の受け渡しはどうしてる?
『旗は当番が立つ所に筒みたいなやつがあって、そこに置いてある』
『旗と腕章は入学時に各家庭に配られるから自己管理』
『前の担当の人が、旗とベストと雨合羽が入った袋を玄関にかけてくれる』
『前日に学校から子どもに渡されて、翌日旗振りしたらその日のうちに学校に返却。旗振りのない日は学校が管理してるよ』
旗の管理や受け渡しだけでもこれだけのパターンがあることに驚きました。
ちなみに筆者の場合はPTAの役員の中に旗振り当番をする部門があり、大きな旗を一年間預かります。あとは年に数回、決められた期間(交通安全週間など)指定の場所に立つというパターンです。大きな旗の保管や、大きな旗を持って指定の場所まで行くことがかなり大変でした。しかしどうやらこれも珍しいパターンだと今回ママスタコミュニティを見て初めて知りました。
当番はどうやって決まる?
『年度始めに当番表が届いて、日程の交換は自己責任でおこないます』
『4月に旗振り当番をクラスから6人選出する』
『うちは通学班での旗当番。通学班の役員が当番表を作って配布』
当番を決めるのはおおむね新年度となる4月が多いようです。しかし当番を決める人はかなり地域差がありました。子どもの数や通学路の状況によってルールが変動する印象もあり、一概にこのやり方が一般的というものはないようです。
旗当番、年に何回ぐらい回ってくる?
『週1でひとりずつだから世帯人数が多いから年3回ぐらいしか回ってこない』
『年に2回くらい回ってくる』
『2カ月1回、毎日2人であちこちの信号にたつよ。年に1回とかいいなあ』
『登校班ごとに各家庭でローテーションするから月に何回も当番になる』
年に1~2回程度なら、お仕事をしているママでも事前に日にちが分かっていれば対応がしやすくていいですね。これが2カ月に1回となると少しきつくなるのかもしれません。行かなくても何も言われなくて済むケースもあれば、交代要員は自分で探すなどのルールが決まっているところもありました。
旗振り当番は子どもたちの安全を見守る大切な役割り
旗振り当番とひとことで言っても地域や学校などによって、かなりシステムに違いがあることが今回よく分かりました。朝の早い時間に一仕事するのは大変ですが、普段は見られない子どもたちの姿を見ることができるので、やってみると意外に面白いですよ。
ルールやシステムがさまざまなのは、それぞれが試行錯誤し、そのとき一番いいやり方が採用されたからかもしれませんね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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