小学校のPTA役員はどんなものがある?学校によって違う役職名と仕事内容って?
子どもが小学校や中学校に入学すると加入するか検討することになるのがPTAです。加入すると決めた場合にはPTA役員の仕事が振られることになるでしょう。PTAの仕事も会社のようにさまざま。広報であったり、会計であったり総務であったりと多岐にわたります。すでにPTA役員の仕事を経験したママに知り合いがいないためにPTAの仕事についての情報が集まらず、迷っているママがいました。
『校外育成、環境整備、保健、総務。どれがいいか教えて。小学校に知り合いのお母さんいないから』
学校によっても異なる!PTAの仕事
『学校によって違うからわからないよ。質問にあった役はうちの学校には全部ない』
『学校によって名前もやる事も違う』
ママたちからは”学校によって仕事の名称も役割も違うよ”というコメントが寄せられました。ご自分の子どもが通う小学校のPTAについて情報を集めることが第一ですが、PTA活動についてホームページで公開している学校があったので、イメージを掴むために見てみましょう。
ある公立小学校のPTA役員の仕事内容の例
浦安市立富岡小学校のPTAでは、PTA役員の名称や仕事の内容が公表されていました。
本部役員
人員と内訳:
会長(1名)、副会長(5名以内)、書記(3名以内)、会計(3名以内)、会計監査(2名)
主な活動:
運営委員会開催、PTA総会開催 会計業務、新入生・転入生へのPTA入会案内、備品管理、名簿管理、 通年活動窓口、市P連対応、各種機関対応、など
学級文化部
主な活動:
学級内連絡網、学年活動の企画・運営講演会・講習会の開催
芸術鑑賞教室の企画・運営など
校外部
主な活動:
校外パトロール、街頭指導案策定と推進、安全マップ作成、パトロール板作成など
広報部
主な活動:
広報「とみおか」作成、など
これらのほかにも選考部や地域協力委員といった役職が見られました。PTAの大まかなイメージをつけたところで、どの役員を選ぶかのコツをママたちから伝授してもらいましょう。
PTA役員を選ぶコツは、何ができるか、何に向いているか
『総務(本部役員)は本当にこういう活動が苦にならない人じゃないと厳しいよね』
『自分は広報。事務作業好きなら向いている。体力仕事がいいなら保健か環境整備。人と話すの好きなら校外、総務』
ママたちからはどのような仕事なのか、ではなく、ママ自身”何がしたいか”、”何ができるか”でPTA役員の仕事を選んではどうか? という提案が寄せられました。今は仕事をしていなくても以前仕事をしていた時のスキルが生かせる仕事を見つける、というやり方もあるかもしれません。
広報についてはパソコンが必要、というコメントもあれば必要ではなかったというコメントもありました。
『私も1年生で広報やったけど、参観日以外で子どもの様子が見られるのも楽しいし、子どもも私が来て喜ぶし、役得で撮影禁止エリアで個人的な撮影もできたし、学校や各学年の年間の流れがわかったのは本当に良かった』
進学予定の小学校ならではのPTA役員について調べ、自分に合った仕事を選ぼう
ここで挙げたのはあくまでひとつの例でしかありません。それぞれの学校のPTAの仕事の内容がコメントをくれたママたちが想定する仕事と同じとは限らないからです。役員を決める場で各々の仕事の内容を詳しく聞いてから判断するといいでしょう。
どうしても新年度からPTA役員の仕事をやらなければいけないのなら情報収集したPTA役員の仕事の中から自分にとって負担が少ない仕事を見つけておき、立候補してもいいのではないでしょうか。”できる”と感じられる仕事であればそれほど負担には感じないかもしれません。PTAに加入するのなら、いずれ誰かがやらなければいけない仕事です。”できる”と感じる仕事を探してみてくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
関連記事
※「忙しい」と断ったママ友の代わりにPTA役員を引き受けたけど……本当は忙しくなかった!?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- PTA役員何の役がいい?