2年生以降でもランドセルのカバーをつける?つけない?子どもによって違う事情が
悩んで悩んで、あるいは直感で「これ!」と選んだ、ピカピカのランドセル。色やデザインに、それぞれの子どもの想いがこもっていることでしょう。とはいえ地域にもよりますが、こだわりカラーをアピールできたのは入学式だけ、翌日からは「交通安全」などの文字が入った、黄色いカバーをつけることも多いよう。小学2年生からはカバーを外してOKになる地域も少なくなく、子どもたちにとっては「もう1年生じゃない!」と、ちょっとしたお兄さんお姉さん気分が味わえるようですね。
とはいえその後も自主的に、ランドセルにカバーをつける子もいます。お宅のお子さんは、どうしていますか?
「つけている」「つけていない」は半々。人気は透明カバー?
小学4年生の子どもを持つ、ママさんからの投稿です。お住いの地域でも1年生は黄色いカバー、2年生からはカバーなしとなるのが一般的だそう。
『2年生以降は透明のカバーをつける子、柄カバーの子などいろいろです。うちは2年生3年生は「なくていい」というのでそのままでしたが、今年になって「ほしい」と言い出したので、それで毎日楽しく通ってくれるのならいいかなと思い購入しました。みなさんのお子さんは、どうですか?』
ほかの家庭の事情が気になるようですね。当然ながら、回答はさまざま。
まずは「つけていない」子のママたちの声をご紹介します。
『一度もつけたことはありません。カバーなんてつけたら、「なんのために好きなランドセルを選んだんだ?」ってなるなぁ』
『個人的な意見だけど、カバーをつけると少し安っぽくなる気がして好きじゃない』
『ランドセルカバーはつけてないです。ランドセルカバーをつけていた1年生のときに、わずらわしさを感じていたので。放り投げるので傷はできちゃいますけど、カバーが外れそうになってヒラヒラしたままよりはいいかなと判断しました』
「つけている」という家庭も多くありました。
『登下校中に雨が降ったとしても傘をささないので、ランドセルが濡れないようにつけていました』
『うちは好きなキャラクターがついた、透明なカバー。6年間で2度買い替えしました。小学校最後の日くらいは外そうと思っていたけど、忘れてそのまま登校していったよ』
『買ったよ! つけなくても平気という種類のランドセルだけど、やっぱり大きな傷は避けたいから』
カバーをつけているという声の中で圧倒的に多かったのが、透明なカバー。選んだ色をしっかり主張できることが、人気の理由なのかもしれません。
便利なカバーだけれど、つけっぱなしには要注意!
気になる意見もありました。
『カバーをするとランドセルは傷はつかないけど、通気性が悪いからランドセルによくない。そんな話を聞いたので、つけませんでした。けっこう乱暴にあつかっていましたが、傷はつかないまま卒業しましたよ。うちの子のクラスでは、つけていたのは数人でした』
人工皮ならともかく本皮のランドセルであれば、たしかに通気性のことは考えたほうがよさそうです。ビニールのカバーなどをつけっぱなしにしておくとカビが生えやすくなったり、皮が蒸れて変形してしまう可能性もありそう。とくに雨の日などは帰宅後に外して、陰干しをしたほうが安心ですね。
またカバーをしていると傷がつきにくくなるのはたしかですが、「ランドセルには傷がつくもの」と考えるママたちも。
『うちは子どもがイヤがるから、つけていないよ。ボロボロになるのは、よいことだと思っている』
『子どもが「いらない」と言うから、つけていない。私も傷とかは気にしない。学校で使うものは、傷や汚れがついて当然だと思っている』
子どもの成長とともに増していく”味”のようなものでしょうか? 一方で、「ランドセルに飽きてきた高学年になってから、かわいいカバーをつけた」というようなパターンもあるよう。ランドセルのデザインや色がそれぞれであるように、カバー事情もさまざまですね。
「100円均一ショップでも売っている」と情報をくれたママもいたので、雨の日など用に1枚くらい用意しておいてもいいかもしれませんね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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