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スマホを子どもに見せることの何が問題!?スマホとの上手な付き合い方は

※2019年3月時点の情報です。

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公共交通機関や多くの人が集まる店へ子連れで出かけたとき、周囲への配慮として子どもを静かにさせるためにスマホを子どもに渡すことってありませんか? ママスタにはそんなママを見かけた人からのこんな投稿がありました。

『今日お買い物してたら、小さい子にスマホで動画かなんか見させて、お母さんは買い物していた。今どきの親って子どもをおとなしくさせるために携帯渡すんだ、と衝撃を受けた』

子連れで出かけると「カワイイねえ」と目を細めてくれる方がいる一方で、育児中のママたちのちょっとした行動に批判的な声があるのも事実。スマホを子どもに見せることの何がいけないの!?

スマホを見せることに抵抗ありません

育児中の身としては、スマホで動画を長時間見せることに多少抵抗はありつつも、スマホがあって助かったという場面の方が多いかもしれません。同じように子どもにスマホを見せることに抵抗はないというママの声をご紹介します。

『なにそれ? でんでん太鼓でも持ってたらいいの?』

『親の都合で嫌な買い物に付き合わされて、無駄に叱られてる子よりよっぽどいいわ』

『小学生になればタブレット学習が始まるし、小さいうちから操作させることに抵抗はない。一日中見せてる訳じゃないし、お店で静かにさせるために使うのはアリだとおもう』

『別にいいじゃん、一日中見せてるわけじゃないし』

『スマホを渡してる親を見ても何とも思わないよ。まさか一日中見せてるわけじゃないだろうし』

でんでん太鼓がいいのかは別として(笑)、大半のママたちは周囲の人へ配慮して、子どもを一時だけでも静かにさせるために、本当に必要な時だけ使っているのですよね。幼い頃から子どもたちの身の回りにはスマホやタブレットがあり、今は学習する上でタブレットを使う学校や塾もあります。大人になるまで使わせないという選択の方が難しいかもしれません。

幼い子へのスマホの影響はあると思う

一方で、スマホの子どもへの影響を懸念する声も。

『小さい子にスマホは、ほんとよくないと思う』

『スマホ見せる人多いね。特に10歳以下は寄り目になりやすいらしいから気をつけた方が良いのにね』

『大人しくさせる手段がスマホ……安易な大人が増えすぎて怖い』

『自転車の後ろに乗ってる子がスマホ持ってるのを見たときは衝撃でした。そもそも持たせなくてもおとなしく乗れるだろうってことと、自転車乗ってる子どもに持たせて落とす可能性を考えないのかとびっくりした』

確かに見せすぎることで子どもへの影響も気になるところ。目が悪くなる、スマホを移動中に落とさないか心配、大人しくするために安易に渡すことはよくないなど、漠然とした不安を持っているママたちもいました。

子どもがスマホの見過ぎ、何が問題?

そもそも小さい頃からスマホを使うことについて、一体何が問題となるのでしょうか? そのヒントが総務省東海総合通信局のサイトによると、

『スマホに夢中になると、いつの間にか長い時間、スマホの画面を一定の距離で見続けてしまっていることがあります
この結果、目の筋肉が凝り固まってピントを合わせる力が弱まったり、目の筋肉に疲労がたまったりして視力低下をまねいたりすることがあります。また、スマホはパソコンなどより画面を近くで見ることになるため、ピント合わせを行う目の負担はより大きいと考えられます。
また近くがぼやけて見える目がかすむといった老眼と同じような症状のスマホ老眼が、なんと、子どもでも起こることがあります

子どもがスマホやタブレットなどの電子機器を見る機会が増えることによって視力の低下を招く恐れがあるとのことです。子どもを静かにさせるにはかなりの効果がありますが、のめり込みすぎるとなかなかやめられず、長時間見ることになってしまいます。子どもたちの視力の低下についてははっきりとしたデータも出ているようです。

『文部科学省が幼稚園児~高校生を対象に実施した調査では、視力が1.0未満の子どもの割合は、近年、増加傾向となっています』

子どもたちの視力の低下の原因が、すべてスマホやタブレットなどの電子機器の利用によるものとはもちろん断定できないでしょう。しかしスマホやタブレットが普及していることと、いっさい無関係ともいえないのかもしれません。

スマホの見過ぎを防ぐためには?

子どものスマホの見過ぎにはやはり親が気をつけなければならないようですが、それを防ぐためにはどのような対策をすればいいのでしょうか。それにはやはり親や家族が子どもたちをスマホやタブレットから”離す”ことが求められるでしょう。

まずはできるだけ公園や児童センターなどの室内の遊び場などを活用して、スマホばかりに頼らない”身体を動かして子どもが遊べる環境作り”をしてみましょう。育児も家事も子どもと遊ぶことも全部ママが担うのは大変なので、パパや身近に頼れる人がいれば公園に連れて行ってもらうなどお願いできるといいですね。

育児をしていて思うのは、厳しい意見が目に入る機会が多く、自分も含めてそれを気にしすぎて窮屈に感じているママが本当に多いということ。子どもが少しでも声を出すと迷惑がられるので、ママたちは必死で子どもを泣きやませようとします。しかし子どもが多少声を出したり騒いだりしても「子どもってそういうもんだよね」という雰囲気が日常的にあれば、ママたちもすぐにスマホを出して静かにさせようとはしないのではないかと思うのです。
ただ、そんな環境ではないからといって今だけが大変なわけではなく、いつの時代もママたちは大変だったのかもしれません。

『私の母も紙オムツ使ってたら、やっぱりその親世代からは「使い捨てのオムツなんか旦那の稼ぎで贅沢だ、勿体無い」みたいに言われた、と言ってたもん。
いつの時代も育児するにはある程度の開き直りも必要だよね』

コメントにもあるように、育児中は他人の目を気にしすぎることなく、多少開き直ることも大切。スマホの情報ばかり見ていると世間は冷たい、育児しづらいと感じることも多いですが、実際にはそんな人ばかりではないことは、ママたち自身が感じていることなのでは? 子どもが幼いうちは周囲への感謝を忘れずに、ある程度開き直ることも心がけたいと思います。
スマホの使い方は子どもの成長とともに本当に悩みますが……時代に合わせて便利なものは取り入れつつ、上手に付き合っていきたいですね。

文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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