「ママ友同士のグループLINE」が楽しくない!?ママたちの本音と対応策は?
子どもが保育園や幼稚園、学校に通いはじめると、ママ友同士の連絡にLINEを活用しているママも多いのではないでしょうか。ママ友と2人でやりとりする個別LINEのほかに、クラス全員や仲良しグループのように複数のママ友で構成する「グループLINE」に入っているママもいることでしょう。さて、あなたはこのグループLINE、どう感じていますか? ママスタコミュニティにあるママからこんな質問が届きました。
『ママ友同士のグループLINEってけっこう楽しいですよね?
旦那から「毎日よく飽きないね」って言われるんだけど、みなさんはどうですか?』
旦那さんから軽く驚かれるほど、ママ友同士のグループLINEを毎日楽しんでいるというママ。この発言に、ママたちに衝撃が走ったようです!
いやいやいや嫌!「ママ友とのグループLINE」楽しくないよ〜
『無理~』
『毎日グループLINEは嫌だわ』
『ママ友となんてしたくない』
『あれほど世の中に不要な物もなかなかない』
『楽しくないわ。ボスママからピンポーン来ると心臓バクバク』
ママ友とのグループLINEが楽しいという発言をきっぱり否定するママの声が集まりました。たまたまなのか、今回のママスタコミュニティで集まった声はほぼ否定的な声ばかり。不要なもの、心臓に悪いものと感じるママまでいます。みんなママ友とのグループLINEに多かれ少なかれ苦労をしているようなんです。
きっと世の中にはグループLINEを楽しんでいるママもいることでしょうが、せっかくなので「楽しめない」というママたちの声から、ママ友とのグループLINEを嫌に感じる理由や、どうやって対応しているのかを探ってみましょう。
ママ友とのグループLINE、いったい何が辛い?
『時間が拘束されて面倒くさくない?
誰かが具合悪いって送ると、「えー大丈夫? お大事にね!」「ありがとー!」&スタンプみたいなのが延々続いて、その波に乗り遅れると、前の人のコメントとかぶらないように文を考えたりしなければいけなくて面倒くさい!』
『ママ友からのラインが来たら、この会話どうやって閉めようかということばかり考えてる。 言葉ひとつで関係が崩れそうでこわいわ~』
気心知れた間柄ならば、届いたメッセージに対してササッと返信するだけなので時間はとられません。場合によっては忙しくて返信できなくても、グループの他の誰かが返事をしていれば気にされずに許されてしまうこともありますよね。でも、気をつかうママ友同士の場合は、他のママ友と返事の文面に変化をつけつつ足並みをそろえないといけないので負担に感じるママもいるようです。
『後先考えずに発言する人がいて本当にうざい。
「子どもが蹴られたらしいの~」と、事実確認もせずに発言。他のママが「えー! 大丈夫?! 〇〇くん、すごい我慢してたんじゃない?」とか言いたい放題。園に確認したら、全くそんな様子はなく仲良く遊んでるとのこと。逆に、蹴られた発言をしたママが他のママを標的に嫌がらせをしている事実を園長から聞かされたわ。スピーカーは怖いわ』
グループLINEでは、顔を合わせずに一度にたくさんの人に情報を送ることができます。メッセージを受け取ったママは他のママの様子を直接うかがうことができない状態で返事をするせいか、グループの中に主張がかたよったママがいる場合、事実と違う情報が拡散されてしまうこともあるようです。こうした発言につきあったり振り回されたりしてしまうと、楽しいやりとりにはなりませんよね。
『子どもが大きくなって後悔してる。 1年前まで子ども同士は仲良かったけど今じゃ仲が悪いどころかイジメ疑惑まで浮上してるし。グループ抜けるにも気をつかうわ……』
『卒園したらどうするのかと思う』
一度作ってしまったグループの中で、時間が経つうちに子どももママ同士も関係性が変化していくことがあります。仲良く連絡をとりあうために作ったグループLINEなのに、内部で仲間割れをしたり、学年や組織がかわって頻繁に連絡をとる必要がなくなってしまったりすることも。それでもグループのやりとりがつづくと、ストレスを感じるママも多いようです。
「ママ友同士のグループLINE」ストレスを溜めないための対処法とは
苦手なママが多い「ママ友同士のグループLINE」。仕方なくグループLINEに参加することになった場合や、これから参加する機会がありそうなママに向けて、苦労した先輩ママの言葉から参考になるヒントを探してみましょう。
『メールはたまにやり取りしてるけど、LINEは誰一人知らん』
『何をそんな話すことあるの?』
LINEの連絡先は交換していない、LINEでそんなに話をしていないというママの言葉が見つかりました。そう、グループLINEは別に必須ではないのです。必要がないとママ自身が感じたならば、最初から無理をせず「グループに参加しない」という方法があります。筆者の子どものクラスでも、クラスのグループLINEに参加していないママはいます。仲良くしたくないわけではなく「LINEがあまり得意じゃなくて」と説明すれば「そういうママなんだな」と受け止められるのでは。誘われた場合にまずは伝えてみてはいかがでしょうか?
『3番目ぐらいにさらっとスタンプだけ押して、あとは存在感消す』
すでに参加しているグループLINEでなるべくストレスをためずに上手くやる方法として、こんなアドバイスも届きました。返信が必要なメッセージに対して、早すぎず遅すぎず、他のママの返信の流れに埋もれるようにサラッとスタンプで返すというテクニックです。ちゃんと参加はしているけれど、自分の負担は最小限になりますね!
『世代的なのか、ママ友とのグループLINEは必要な連絡用の一括メール感覚としてしか使わない。習い事のグループLINEがちょっとママ友同士感あって暗黙のスタンプマナーみたいなのが面倒なときはあるけど、基本的に雑談になることもないし』
ママ友同士のグループLINEをまとめて怖がる必要はありません。雑談など頻繁なやりとりをするのではなく、そのグループ内で共有するべきお知らせが届くだけ、という使い方もあります。筆者も複数のママ友とのグループLINEに参加していますが、クラスやPTAの委員会などはこの傾向が強いです。取り仕切っているママのタイプにもよると思いますが、グループLINEは便利な点もたくさんあるので、一概に大変なものと思わず、どんなメンバーの集まりで、どんな使い方がされるのかによって判断しても良いかもしれませんね。
ママ友とのやりとりは、グループLINEに限らず無理をしないことが一番ストレスをためない方法かもしれません。今回ご紹介したママたちの対応策もぜひ参考にしてみてくださいね。そして、今参加していて「楽しい」と思えるグループLINEがあるママは、それがなかなか貴重なことだと思ってぜひ大事にしてくださいね!
文・小栗あゆみ 編集・しらたまよ イラスト・カヲルーン
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