引越しが決まった!スムーズに新生活をスタートさせるために「不用品を処分する方法」とは
引越しを経験されたママならお分かりかと思いますが、引越し前の荷造りは想像を超える大変な作業です。引越しまで使うキッチン用品や引越し先でしか使わない季節はずれの衣類などを分別しながら荷造りする必要があります。
引越し後は段ボールにつめた荷物の荷解きが待っていますし、新しい自治体でのゴミの出し方が分からないという現実問題も出てくるかもしれません。新生活をスムーズにスタートさせたいと考えたとき、引越し前に考えておきたいのが不用品の処分です。ではどのように進めていけば、効率よく処分できるのでしょうか。
引っ越すからには、「捨てられるものをすべて処分」したい
ママスタコミュニティにも、引越しを控えたママが
『引っ越すから全部捨てる! 捨てる! 捨てる! 捨てる! でもやっぱりなあ~ってなって一週間……。みんなはすぐ捨てられる?』
というトピックが立てられていました。そこには引越しを経験したママや、引越しを控えたママからのコメントが寄せられていたので、ご紹介しますね。
「リスト」を作って、不用品を捨てたママたち
『捨てるのが楽しい。引越してから随分経つけど、未だに捨てハイが続いてる』
『新築戸建てに引越したけど、躊躇なく捨てまくった! 食器棚も部屋の壁面に固定する作りつけがあったから処分』
『捨てる。引越しはいいチャンス』
『引越し→荷造りしなきゃ→荷物多いな→もう時間ない→捨てる。捨てなきゃよかったって思ったことは、一度もない。何を捨てたか忘れてる』
ためらいなく不用品を処分できると、引越しの荷造りに専念できそうですね。新居に作りつけの家具がある場合は、これまで使っていたものを処分するチャンスかもしれません。まずはこれまで使っていた家具などが引越し先でも使うかどうか、「リスト」を作るといいかもしれません。
思い入れがあるものは、処分を躊躇するママも
『娘のブランド服。新品のものや、数回着ただけできれいなものがある。娘が捨ててと言うけど、もったいなくて捨てられない』
子どもの作品や洋服など思い入れがあるものは、処分を躊躇したくなるという方もいらっしゃいました。「とっておきたい。捨てたくない」と感じるものはたとえ日常的に使うものでなくても、無理して捨てる必要はないでしょう。
意外な処分方法!?フリマアプリや業者を利用するママたち
『わが家で唯一成功したのが、捨てるか悩む物をフリマアプリに出して、売れたらさよなら』
『子どもの物は、なかなか捨てられないですよね。うちは、写真に撮って捨てました』
『子どもが身ひとつで引越したから、残った古い大型家具や壊れた扇風機等、業者に頼んで捨てた』
フリマアプリを活用したり、子育て中で時間が取れない場合には、業者に処分を依頼したりするのもひとつの方法ですね。自分では捨てる最終決断ができない場合は、他の人の手に判断を委ねると案外うまくいくのかもしれません。思い出の品をすべて保管することはできませんよね。その点写真であればかさ張ることなくいつまでもとっておけますね。
処分には予約が必要な場合も!日程に余裕があるうちに準備を
新居に作りつけの家具や棚があると、これまで愛用していた食器棚などの収納アイテムは不要になりますね。しかし大型の不用品は思い立った日にすぐ捨てられず、荷造りが進まない原因になることも。引越しまでに使わないことが分かっているものは、早めに処分できると荷造りが楽になりますし、荷造りが終わった段ボールを置くスペースの確保にもつながります。ここでは、そのときになって困らないように、いくつかポイントをご紹介しますね。
自治体のルールを調べておく
粗大ゴミを出すのに、予約が必要な自治体があります。曜日が決められていたり、1回に出せる数が決まっていたりする場合があるので、計画的に予約をしましょう。また粗大ゴミの扱いとなるサイズは、自治体によって異なるので、そちらも合わせて確認しておきましょう。
粗大ゴミを出す際に手数料が必要な自治体がある
粗大ゴミの回収を依頼する場合、手数料をコンビニなどに納め、その引換えに受け取った券を回収してもらうものに貼付する自治体もあります。中には予約をしたうえで、指定場所に持ち込みをすると、処理手数料が割安になる自治体もあるそうです。粗大ゴミの回収がある、指定引き取り場所への持込みや業者に依頼するなど、自治体によって回収方法が異なるので、確認しておきましょう。
「家電リサイクル法対象品目」は粗大ゴミで回収できません
エアコンやテレビ・冷蔵・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象品目なので、粗大ゴミでは回収できません。またパソコンも自治体で回収できない品目なので、販売店などに処理方法について確認する必要があります。
引越し業者に処分を依頼できる場合も。見積り時に確認して
引越し業者の中には、オプションで買取りや処分を引き受けてくれる会社があります。大型の処分品がある場合は、業者に依頼してもいいかもしれません。気になる方は、引越し料金の見積もりに来てもらったときに、相談してみてくださいね。
引越しを機会に不用品を一掃したいという方は、新居での生活をイメージしながら、計画的に処分を進められるように準備しておきたいですね。
文・藤まゆ花 編集・しのむ イラスト・Ponko
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