<葬式に妊婦は縁起ワルイ?>「嫁だから」じゃない!人としてお手伝い!古い考えは捨て【後編まんが】
前回からの続き。私はミネ。この度闘病中だった義父が亡くなり夫婦で葬儀へ。「妊婦は葬式に出てはいけない」という迷信を信じ、旦那の姉ノゾミさんに葬儀の手伝いを何もさせない義母。
義姉も何もする気がないようです。迷信なら迷信で対抗を……と思いスマホで調べたところ、「鏡には災いを撥ね返す力がある」という迷信を見つけました。迷信を本気で信じているのなら、対策の迷信があればお手伝いができますよね。義母は私に向かって「これから関わる親戚の顔を覚えないと」と言っていましたが、ここから距離が離れたところで暮らす私より、近くに住んでいる義姉の方が親戚の相手は適役だと思います。
横で聞いていた旦那が義母と義姉に向かって言ってくれました。
「嫌なことや大変なことを全部ミネに押し付けて、それってすごく意地悪な人間のすることだと思うけど」
義母と義姉はたじろいています。さらに……。
旦那は親戚の失礼な発言にしっかり反論してくれます。
「妻だって仕事をしているんだ。そのうえに家のことや義家族のことをやれって? それってもう奴隷みたいじゃないか」
「俺は愛する人と一緒にいたいから結婚をしただけで、奴隷が欲しかったわけじゃない」
本気で迷信を信じているのなら、その人の価値観として聞いてあげなければならないときもあると思います。でも義母と義姉の場合、違いますよね。迷信を建前に「手伝いをしたくない」「長男の嫁にやらせたい」という本音をヒシヒシと感じたのです。
また迷信と同じく、「長男の嫁がすべてやる」なんていうのも、守らなくてもいい価値観だと私は思っています。
大変そうな人がいたら手伝う、困っている人がいたら助ける、そういう人間になれたほうが迷信や古い価値観を守るよりもいいことではないでしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ