「おっぱい、いらない」とわが子が言う日まで……。卒乳を待つママたちへ。
気になる特集を見つけたときにだけ、雑誌を買うことにしています。
今月は、「VERY」を買いました。筆者の中では、購入頻度は低いほうの雑誌ですが、本屋さんでペラペラとページをめくっていたら、後ろのほうのページにあった特集に手が止まったからです。
それは、
「長期授乳派の卒乳・断乳奮闘記」
という、特集ページ。
今月2歳になる娘がいます。まだ、卒乳はしていません。
出産した頃は、2歳になるまで授乳をしているとは想像していなかったけど、今は、「娘が決めたときが卒乳のときかな」と思っています。
断乳を考えたことは、何度かありますが「やめなくてはいけない理由」がなかったので、娘が欲しいと思うだけあげることにしようと決めました。
それでも、2歳を迎えるこの時期には、再び頭に浮かぶ「卒乳」のこと。
「やめなくてはいけない」という思いではなく、「長期授乳」をした先輩ママたちの声を聞いてみたいという思いが、この特集ページで私の手を止めたのだと思います。
ママスタの先輩ママたちにも“長期授乳”について聞いてみました。
『大丈夫! 私も娘からもういらないと言われた3歳半まであげていました。本人も納得してやめたので、わだかまりもなく、きちんと自立してます。歯が溶けたり、出っ歯になったりもありませんでしたよ』
『うちも、かなりのおっぱい星人だったけど2歳半まで飲んで、子どもからやめたから何の悔いもなし。子どもからやめるときがいつか来るんだから、気にしなくていいと思う!』
『私もやむを得ない理由ではない断乳は反対で、卒乳希望でいたから好きにさせてたら、末っ子は3歳の誕生日過ぎまで飲んでたよ』
『漫画家の東村アキコは4歳、菊池麻衣子は5歳まであげてたみたいよ。大丈夫!』
『平気だよ。私の息子は10歳まで飲んでいた』
『海外では4歳とかで卒乳当たり前らしいし、栄養無いとか言われてるけど、体は強くなるらしいし、何より触れ合いできる』
“長期授乳”は賛成だけど、隠した方が良いという声も。
『あげてもいいけど周りには言わない方がいいよ。内心気持ち悪いと思うから。外で欲しがらなきゃ大丈夫だよ』
『端から見たら、あんなに大きいのに気持ち悪いと思われたりもするから、周りに知られずにすればいいと思う』
『周りに言わなければ良い。言うから色々いわれる』
日本では、数年前まで母子手帳に「1歳を目安に断乳を」という記述があったそうです。
しかし、最近ではその記述は消え、「長期の母乳育児を推進」する動きが出てきたと言われています。
WHOのガイドラインには「母乳は原則2歳以上まで、頻繁に、子どもの要求に応じて与えましょう」
とあり、世界の卒乳時期の平均は、4歳2ヶ月と言われています。
「母乳育児」に関しては、メリットが多くあげられますが、長期授乳にはもちろんデメリットもあります。
なんといっても、ママの寝不足。
卒乳をしていない子は、夜中に何度かおっぱいを求めてきますが、卒乳後は朝までぐっすり眠ってくれるようになるので、ママの寝不足も解消されるとか、ご飯をしっかり食べてくれるようになるなど、卒乳にもメリットはたくさんあります。
筆者はその両方を考えながら、娘の「卒乳」の時期を迎えられたらなと思いました。
この記事を書いている中、1番のママ友から「今夜から、断乳します!」というLINEがきました。
とっても甘えん坊で、おっぱい大好きなYちゃんが、とうとうその日を迎えたのかぁと思うと、ジーンとしてしまいました。
どの親子も、そのときを迎え、親子としての新しい絆を作りながら成長していくんですね。
Yちゃんの卒業を心の中で応援しています。
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