ママが断乳・卒乳した後の「子どもの変化」体験談
赤ちゃんが産まれ母乳育児中のママなら、「おっぱいをやめる時期」について一度は考えたことがあるのではないでしょうか? 母乳のやめ方には断乳と卒乳の2種類あります。「断乳」とは、ママの意志で赤ちゃんの授乳をやめること。「卒乳」は、赤ちゃんがだんだんおっぱいを欲しがらなくなり、自然と離れていくことと言われています。
ママスタセレクトでは、そんな断乳・卒乳を経験された方にアンケートを行いました。その結果わかったのが先輩ママたちの中に「断乳・卒乳をした後、お子さんに変化を感じた」方が多数いる、ということでした。
今回は授乳期の終わりとともに自立の一歩を踏み出した、「断乳・卒乳」後のお子さんの成長エピソードをご紹介します。
夜中起きずに朝まで寝てくれるようになりました。(卒乳時の年齢 1人目 2歳6ヶ月、2人目 2歳6ヶ月、3人目 2歳0ヶ月)
卒乳のきっかけは、ある日突然。ミルクを飲まなくても夜すんなり寝てくれたこと。そのままあげずに寝かしつけてたら卒乳となりました。3人とも夏を過ぎて夜も涼しくなってきたら飲まなくなったので、夏みたいに喉が渇かなくなったのかな?と思っています。卒乳後は、夜中起きずに朝まで寝てくれるようになりました。
服の上から胸をタッチして恥ずかしそうにします(断乳時の年齢 1歳11ヶ月)
自然な卒乳を目指してましたが、生理不順で3週間も出血が続いてしまい、ホルモンバランスを整えるために断乳を決意しました。朝と夜の1回ずつ母乳を与えてましたが、夫の協力とバナナで我慢してもらい、何とか1週間ほどで断乳できました。断乳後は、服の上から胸をタッチして恥ずかしそうにします。おっぱいは赤ちゃんが飲むものということを理解できたみたいですが、ちょっかいを出すことで満足しているようです。
〇〇赤ちゃんじゃないよ〜と嬉しそうに言った(断乳時の年齢 1歳半)
子どもが生まれてから夜まともに寝られない日々が続き、日中イライラし過ぎて子どもにあたってしまいました。主人も寝不足で体調を崩しがちだったのもあり、思いきって断乳を決意。
まずはおっぱいでの寝かしつけを止めるためにトントンしてみたり、オルゴールをかけたり、抱っこしてみたり… 。慣れてきたら夜の授乳は1回だけにして。一週間位前から「この日におっぱいバイバイだよ〜」と1日1回カレンダーを見せて、いざ断乳当日!
日中は出かけたりして気を紛らせました。1日目の夜は一睡もできないほど、子どもがちょこちょこ泣いて泣き止みませんでした。断乳決行中はおっぱいに大きな絆創膏を貼って、欲しがったら見せると子どもは苦笑いしてました(笑)断乳を自分自身で決めたのに、当日朝の最後の授乳が寂しく感じました。断乳2日目は「やはりまだやるべきではなかったかも。ごめんね……」と、お昼寝してる我が子を見ながら泣きました。
断乳してすぐには、良く寝てくれるようにはなりませんでした。それでも続けるうちに、夜起きる回数が減り、日中も1人遊びがずいぶんできるようになっていて「〇〇赤ちゃんじゃないよ〜」と嬉しそうに言ったときには「これで良かったのかな」と思いました。
子どもの成長が感じられて嬉しいけれど、ちょっと切ない「断乳・卒乳」エピソードをご紹介しました。
アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
文・赤石みお イラスト・白目向き子
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