<私はサイテーな母親?>なぜウチの近所の高校に?8才→17才になった息子を想う【第11話まんが】
私(マリ)は大学生の娘ユメと2人で暮らしています。離婚してしばらく後、元夫シンイチが8才だった息子のジンを引き取りました。それ以降は本人に面会拒否され、ずっと会うことはありませんでした。しかし9年ほどが経ち、突然元義母から「しばらくジンを引き取って面倒みてほしい」という連絡が入ります。なんでも元夫が交通事故で入院したそうです。私は悩んだ末に結論を出し「もしジン自身がそれを望むなら、本人から直接連絡をさせてください」と伝えました。

私は元義母との会話をユメに伝えました。そしてジンが、ウチから徒歩10分ほどの場所にあるA高校に通っているということも……。もしジン本人が自分の意思で頼んでくるのであれば、また違った話し合いができるかもしれません。
しばらくは元義母からも元夫からも、ジン本人からも連絡はありませんでした。ジンがA高校に通っていると知ったので、なんとなくすれ違う生徒たちを眺めたりもしましたが、どれがジンだかは分かりません。しかし2週間が経った頃……。
ジンから投げつけられた言葉は、今でも私の心に深い傷を残しています。とても許せるものではありません。けれど私にはジンがわざわざA高校を選んだことが引っかかっていたのです。この街はジンが生まれてから元夫に引き取られるまで住んでいた街。私と一緒にいたくないと言ったジンが、なぜこの街にある高校をわざわざ選んだのでしょうか。
ジンの本意は分かりませんが、元夫たちから私への不信感を植えつけられたジン自身も、もしかしたら苦しんでいたのかもしれません。ただその殻を打ち破るのはジン自身がやらなくてはいけないことです。ジンはもう17才。あの頃の8才だったジンとは違います。自分のしたことと向き合って行動できるはずです。すると2週間が経った頃、ジンから直接私のスマホへ連絡が入ったのでした。
【第12話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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