<子どもを放置?>親子で遊びのルールを確認!親離れ・子離れする、わが家の小さな一歩【後編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。
私はリエ。夫ツカサと小学生の娘アヤミ、幼稚園年少の息子カイトの4人家族。アヤミの公園遊びに付き添っている大人はいつも私だけ。危険とまではいかないものの、「大人がいたほうがいいのに……」と思うような場面を多々目撃し、なかなか付き添いがやめられません。でも夫から「過保護じゃない?」と言われ、どうすればいいのか悩んでいます。
「ねえ、公園にママついてくるの、イヤ?」「えー、そんなことないよ」意外とアヤミ自体はアヤミは嫌がっていないとわかり、少し安心しました。(遠くから見守っている程度なら大丈夫なのか……)
私は正直にアヤミへ「ママが思っていること」を伝えました。すると……。
「私も、危ない遊び方してる子がいるな〜。注意した方がいいかな〜って思うことはあるよ」私が思っていたよりもアヤミはよく理解しているようでした。
その日の夜。私はアヤミ、パパと3人で、今後の公園遊びについてじっくり話し合うことにしたのです。まずは「大事なものとか、なくなったらイヤなものはもっていかない!」他にも……。
公園へもっていくのは水筒だけにする? お菓子は家に帰ってきてから食べようか。友だちからおごってもらうのは避けたほうがいいね。などなど、3人で話し合ってルールを作っていきます。とくに安全にかかわるものについては「厳守」として赤く太い文字で書きます。こうしてわが家のルールができあがりました。
赤ちゃんの頃からずっと一緒に公園遊びをしていたのに。こうやっていつの間にか自立していくんだな……。いろいろと感慨深いところがありました。それでも心配になって、私は約束の時間より少し早めに公園へ行き、こっそり様子を伺います。アヤミは、お友達のミサキちゃんと楽しそうにおしゃべりしていました。ちゃんと約束を守っているようで、あらためてほっとしました。これからも悩んだり立ち止まったりしながらも、少しずつ子どもを信じて手を放していけたらと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・カヲルーン 編集・横内みか