<子どもを放置?>心配性で過保護すぎる?トラブルを経験して、成長していく子どもたち【中編まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はリエ。夫ツカサと小学生の娘アヤミ、幼稚園年少の息子カイトの4人家族。
ある日、アヤミが公園で友達と遊ぶというのでついていくと、友達はみんな子どもひとりで来ていました。危険とまではいかないものの、「大人がいたほうがいいのに……」と思うような場面を多々目撃し、私はしばらくアヤミに付き添うことを決めました。
夜、子どもたちが寝静まった後。リビングでひとりため息をついていると、夫が「どうしたの?」と尋ねてきました。公園でのことを話すと……。
実はある日、公園に集まっている子に聞かれていたのです。「どうしてアヤミちゃんだけ、いつもお母さんがついてくるの?」と。他の子の状況を見るに私が心配性すぎることはうすうす気づいてはいました。しかし、過保護と言われても私はアヤミを守りたいのです。
「大人のいない公園」で、いつか何かやらかしてしまうのでは、トラブルに巻き込まれてしまうのでは……と思うと心配で、私はどうしてもいまだにアヤミを1人で送り出す気にはなれません。
しかし、夫の考えは私とちがうようです。「リエの心配も分かるけど……」
「公園に気になる行動してた子はいた?」そう言って出された例はとても極端でした。「いやさすがにそれはいないよ」「それなら……」
「ルールの違う子たちといろいろな経験をして社会性を養うことも大事じゃない?」
たしかに夫がいうことも一理あります。子どもだけのコミュニティでもまれて成長することも大事です。社会性が身に着くこともあるでしょう。
でも、やはり私はトラブルなどが心配です。いったいこの後、私はどうしていったらいいのでしょうか。悩みは深まるばかりです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・カヲルーン 編集・横内みか