日傘は折りたたみ傘と長傘どちらを使っている?購入を決めるポイントは?
強い夏の日差し対策として、また秋以降もまだまだ暑い日が続くと、日傘を使う人もたくさんいます。直射日光を避けることができて、暑さも和らぎますね。その日傘について、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。
『日傘を使っている人に聞きたい! 長傘? それとも折りたたみ傘? みんなどっちを使っている?』
日傘には、折りたたみタイプと長傘タイプがありますね。遮光性や紫外線カット率が同じとしても、それぞれメリットとデメリットがあるでしょう。ママたちもいくつかの基準によって選んでいるようですね。
持ち歩きのしやすさで選ぶと折りたたみ
『持ち歩きに便利だから折りたたみ。カバンに入れたいから』
『電車で出かけるときは折りたたみ。車で出かけるときは長傘』
日傘を使わないときには、たたんで持ち歩くことになります。その場合にはコンパクトになる折りたたみ傘の方がバッグに入って便利ですね。特に電車やバスを利用するときには、他の人の邪魔にならないようにしたいものです。しかし車で外出するならば、持ち歩く時間も短いので、開閉がしやすい長傘を選ぶこともあるようです。
『長い方が、扱いが面倒。人にぶつけている人もよくいるし』
長いタイプの日傘は、持ち方によっては他の人に当たってしまうこともありますね。気を遣いながら持ち運ぶことになって扱いが面倒だという声も。その点気兼ねなく持ち運べる折りたたみ傘ならば、問題ないでしょう。折りたたみ傘はコンパクトサイズに収納できる点が、大きなメリットであるとわかります。
たたんだ後のことを考えると長傘
『面倒くさがり屋だから、折りたたみ傘だとキレイにたためないし、袋にも入らない』
折りたたみ傘は、使わないときには小さく折りたたみますが、シワを伸ばしながら収納するのは面倒くささもありますね。そしてうまくたためないと膨らみができてしまい、ケースに入りにくい場合も。
『私が使っている日傘は折りたたみにもなるし、長傘にもなるよ。ストラップも2個ついている』
あるママは、たたんだ後で折りたたみと長傘の両方になる日傘を使っているそうです。バッグに入れたい場合は折りたたみ、持ち運びに問題がなくたたむのが面倒なときは長傘、というように使い分けができます。ストラップも2個ついていて傘が広がらないので、これは便利な傘ですね。
長傘を使うのはなぜ?
『折りたたみの継ぎ目が髪にひっかかって、イラッとすることがある』
『折りたたみだと風にあおられるのが嫌で、長傘を買った!』
長傘タイプを選ぶ理由としては、骨の丈夫さもあるようです。折りたたみは骨の継ぎ目があるのでどうしても強度が弱くなってしまいます。そのため、強風にあおられると傘がひっくり返ってしまうことがあるとのこと。また継ぎ目に髪の毛が引っかかることもありますね。軽い痛みではありますが、思いのほかイライラするものです。
晴れの日でも雨の日でもこれ1本でOK
『晴雨兼用の折りたたみ傘』
紫外線をカットするだけではなく雨の日でも使えるならば、傘が1本あれば対応できます。家での保管場所や傘を購入するコストを考えると、天気に関係なく使えるものも検討したいですね。晴雨兼用の傘は降りたたみでも長傘でも売っています。上記のような判断基準を参考にしながら選んでいきましょう。
【おまけ】日傘の効果を再確認!
日差しが強く気温が高い季節には、日傘を使うことで暑さ対策ができます。熱中症を予防することを目的としてアメリカで提案された「暑さ指数」というものがありますが、環境省はこの暑さ指数の低減には「日傘」活用が有効としています。暑さ指数は単純な気温のことではなく、湿度・周辺の熱環境・気温の3つを取り入れた指標をいいます。
実際に、日傘を差すことで暑さ指数測定値が下がったという事例があります。また15分間の歩行をするときに、帽子のみと日射を99%以上カットする日傘を使った場合を比較すると、日傘を使った方が汗の量が約17%も減る結果になっていることも。
日傘を活用するのは、一人ひとりができる暑さ対策です。日差しが強い日があるでしょうから、年齢や性別を問わずに日傘を活用していきたいですね。
折りたたみ傘か長傘か、ママたちの意見を参考に自分に合ったものを選んでいきましょう!
文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko
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